(永観堂横手門。壁に沿って歩くだけでも、もうこの景色。)
旅の楽しみの一つは食事。
当方食べることが大好きですので、旅に出たら美味しいものを…と考えています。
ただ、当方タバコが大嫌いであり、
残念ですが、この時点で利用できる店舗は大幅減です。
タバコなんか焚かれた日にゃ、料理が台無し。
わざわざカネを払ってまで嫌な気分になりに行く必要はありません。
また、混雑してざわついているところはあまり好きではありません。
例えば、普通の声で相手に届くような場所以外は、ということです。
さらに、待ち時間は10分程度が限界という人間ですから、
例え人気店でも並ぶようなところは対象外。
従って、上記を前提とした場合、必然的に食事の価格帯が上がってしまいます。
が、一人旅の場合にはこれでよいでしょう。ケチる必然性がありません。
使うときは使う、普段の無駄は排除ならオッケー。
ゆっくりできる店ならなおさら。
また、当方一度気に入った店を見つけると同じところを巡回することが多く、
あまりバリエーションがありません。
とりあえず3つ4つ紹介はしますが、参考になるかならないか。
興味があればリンク先へどうぞ。
記載以外の場合、
ほぼグランヴィア京都内のレストランを利用しています。
(写真の下方枠外にはカメラを構えて居る方が多数。ホコ天みたいな混み方。)
1.泉仙 (http://kyoto-izusen.com/)
鉄鉢を模した食器で出てくる精進料理。値段に充分見合う内容。
品数はバッチリ。量は程々なので女性でも食べきれると思います。
内容もそれっぽいものを出すのでなく、
しっかり店で考えたものが出されます。
なお、鉄鉢を模した器は料理ごとに全部大きさが異なっており、
見た目も楽しませてくれます。
3つある店舗のうちの1つは大徳寺の塔頭を利用していますので、
寺巡りと併せて楽しみたい方はどうぞ。
(池を上方から眺むの図。このアングルは中継でもよく放映されるものです。)
1.菊水 (http://www.kyoto-kikusui.com/)
南禅寺そばの旅館で、昼も会席料理を出してくれています。
老舗ですので、しっかり期待通りの京料理が出てきます。
HP記載以外のコースもあるよ。
ここは庭の見える個室に通してくれますが、残念なことに禁煙ではありません。
何回か行った後に初めて気づきました。
とにかくすいている時間に個室の一人利用になることを願うのみ。
店舗に入る際、番頭さんがおられるので、混雑状況を確認してからがよいでしょう。
(今回は貸着物を着た外人さんが多数。が、中国系は激減したような気がします。)
1.松山閣 (http://www.shozankaku.jp/isetan/)
京都伊勢丹の上階にあるレストランです。
昨秋ぶらり入った際に食したマツタケ料理のコースが記憶に残っています。
ここのメインは京ゆば。上品で香りも豊かです。
その他和食会席も充実。落ち着いた雰囲気でゆっくりすることができます。
なかなかすいている時間に来られないのが残念。
(自然と人工物のコラボ。ふつくしい。これほど調和の取れた風景があるでせうか。)
番外編1.インターコンチネンタル大阪 (https://www.icosaka.com/restaurant/)
ここは宿泊時に朝食利用しかしなかったのですが、ランクが明らかに違いました。
食材が上等。料理もたっぷり手間をかけてあるのが解ります。
今まで利用したホテルの中では上位何番。
朝からいいものをしっかり食すと幸せです。
部屋も上等。どちらかというとゆっくりするためのホテルですね。
大阪泊の場合、財布に余裕があればどうぞ。
(登り切った場所からの風景。紅葉の雲海と呼ばれているそうです。背後は京都市街。)
番外編2.グランヴィア大阪 (http://www.granvia-osaka.jp/restaurant/top.php?i=1)
ここ何回かはフルーヴを利用させていただいています。
ホテルレストランの価格帯としては平均的でしょうか。
宿泊の割引もありますし、宿泊者向けの低価格コースもあります。
ここで驚いたのは、以前試しに低価格コースを頼んだ際。
安いからそんなもんだろうと思っていたのが、よい意味で大当たり。
確かに食材は贅沢できませんが、手抜きが一切なしでした。
ここの柏木シェフの料理は独創的。斬新な切り口。目も楽しませてくれます。
普段お目にかからない食材が、見たことない盛り付けで出てくるよ。
多分それぞれについてものすごく研究しておられるだろうと思います。
肩の張らないサービスマンの方の対応も絶妙。
独りでも気軽に行けて、退屈しません。
今回も様々お話に付き合ってくれ、チーフの名刺まで頂戴しました。
やっぱその筋ごとの専門家の話は面白いわ。酔っぱらわずもっと聞きたかった。
本当にありがとうございます。また行程に入れさせて頂きます。
これ、決して宣伝じゃないよ。居心地のよさという意味です。
なお、朝食はこのクラスのホテルとしては水準レベル、ビジネス寄りです。
…大体こんなところぐるぐる回っているというのが実際です。
食事も旅の楽しみの一つです。
疲れた体にも普段軽々に食べないものを食すのも一興かと。
明日で京都シリーズ、長くなりましたが締めることとします。
今日もお付き合い、ありがとうございました。