(山梨昇仙峡の覚円峰。ちょうど紅葉がほどよくなっていました。)

 

 

 

本日も入居率アップのための処方箋をお話します。

 

本日、明日は裁量権に関する内容の最終コーナー。

未経験、或いは初心者の多くの方が疑念に思うであろうこと。

 

それは、「相手を信頼しすぎてよいのか?」ということ。

裁量権の付与はその際たるものの一つですから、致し方のないことです。

 

しかし、ここでお話しているのは重要だからこそなのね。
必ずどこかで、こういう関わり方が必要になる局面があるから。

 

で、どうなのよ。
騙されたこと、あるの?ないの?早くおせーて?

 

了解しました。それでは進めます。
本日分、以下どうぞ。

 


1.誰しもが思う不安

 

前述のとおり、このお話をすると必ずこんな質問が出ます。


「管理会社は成果が欲しいから、簡単に値下げに走ったりしないの?」
「オーナーが見えていないことをいいことに、手抜きしないの?」

 

それは大丈夫です。「おかしな管理会社でない」限り。
この部分はお互いの信頼関係ですから。

 

今までの経験上、
付与した裁量権をすべて使い切ったようなケースは殆どありません。


追加要求などなおさらです。一度もありません。

 


1.それは、管理会社の信用問題、信頼に関わる事柄だからです。

 

管理会社だって、ねぇ。

そんないとも簡単に裁量権を使い切るなんてことしていたら、
力のない人たちなんだな…こうみられるリスクが生ずる訳で。

 

下手したら切られるリスクもありますからね。
別にそんな下世話なこと云わなくてもいいんですが。


彼らも一生懸命やってくれるから、成果が出るんですよ。
あまり安易な契約欲しさで…ということにはならないのです。

 

裁量権の付与は、ある意味オーナーサイドからの信頼の証ですから、
オーナーが喜ぶようにと頑張ってくれる方、多いですよね。感謝。

 

そもそも不動産なんて10年単位の付き合いですから、

管理会社だって簡単に変なことできないと思いますよね。

 


1.全部が全部そうじゃないけどね。

 

もちろん、力のない管理会社もありますよ。

 

なかなか客付けできなかったり。
放置プレイでオーナーに状況報告しなかったり。

 

今まで何にも云ってこなかったのに、
いきなり「こんな金額じゃ入りませんよ」って。

 

ん???じゃ、今まで何だったのよ?とか。
皆さん、会社内で横のつながりしっかり取ってんの?とか。

 


1.管理会社の再選定

 

これは以前何度もお話した内容ですが、
管理会社はオーナーの首根っこを握る存在ですから、
優良な会社を選定して頂きたいと思います。

 

「なんかこの管理会社、客伸ばさないな…」


当然僅かな期間で動揺して変更を繰返すのはNGですが、
3ヶ月、半年…期間が経過すれば、その管理会社の真の姿がみえてくると思います。


そのときそのように感ぜられることがあったら、再選定を考慮して下さい。

 

その際「あのときお世話になったから」と変に義理立てする必要はないと思います。
今後付き合うことが、あなたのビジネスに対し有益かどうかで充分です。

 


1.是非専任契約で

 

専任契約は皆さんご存知ですね?

 

単純化すると、
オーナーが、「浮気をしない」定期的な客になるということです。

 

この契約形態にすれば、ときたまスポットで契約が得られるのでなく、
常時独占状態、つまりその管理会社にとっての「上客」になる訳ですから、

 

個別の一般契約より様々優先してもらえたり、
アドバイスを始めとした便宜を図ってくれるようになるのです。

 

そうすることで、その中で登場する裁量権の扱いや考え方も、
だいぶ違ってくることは予測できますよね。

 

 

…明日はこの続き。

 

どう考えたら、行動したら、管理会社の選定から、

信頼して裁量権を与えられるところまで行けるのか。

その辺りをお話しします。

 

いつもお付き合い、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

最後はいつも同じメッセージ。


「精神的自由」やら「経済的自由」なんて心地よい言葉に浮かれると、
デンジャラスな人生を送ることになるかも知れません。


焦りは禁物ね。
大丈夫。不動産は逃げませんから。

またまたキヨサキ&トランプ本。

全体の話は記憶の彼方に行きつつありますが、大切だと思う部分はPDF化してPCに入っています。その中でも特に企業家としての考え方や一般人との概念の差の部分は大切。普通の思考や行動では財を築くことは不可能ですし、世の中への貢献や働きかけも最小限にしかならないですから。不動産投資をするのであれば、一度は目を通しておくとよいと思います。