(古河庭園…曇り空だったもののちょうどバラが盛りの時期でした。)
今日も引き続き入居率アップに関する賃貸サイトの利用法をお話ししましょう。
まだネタが尽きないこのシリーズ。
永年賃貸経営をやっていると、様々な知恵がつくものですね。
全員が全員、これをやられたらたまったものではありませんが、
このブログを参照している方もまだ少ないですから(爆)、
まだ有効なものが多いと考えて頂いてよいでしょう。
では、本日分どうぞ。
1.設備を充実させよう。
本日紹介する方法は、タイトルのとおりです。
設備を充実させること。
ただ、これはあまりカネ(コスト)をかけても、
結果(パフォーマンス)が思わしくなければ仕方ありません。
できるだけ低コストで、
可能な限り高パフォーマンスを導き出せるような設備を投入すべきです。
1.ちょっとお話しがずれますが…
以下、当方の経験談です。
話の中に出てくる相手は、
以前より紹介した良好なサービスを提供してくれる管理会社の店長。
(以下「新店長」とします。)
実は、当方ここまで管理会社単位でお話しをずっとしてきましたが、
管理会社として優れているシステムや人材を活用する、考える、
これ、間違っていません。
が、個々の人々をみると、優秀でない方、そうでない方、それぞれおられる訳です。
この新店長のお話しは後者の方のお話しです。
では、どのようなことが起こったかというと…
1.当方のことが勘違いして伝わっており、提案も馬鹿馬鹿しいものでした。
ある日、管理会社の店長が交代したとの報を受け、
近くまで行った日、ついでに店舗を訪問し、新店長に挨拶をしに行きました。
丁度、物件の退去が発生した間もなくの時期でもあったので、その相談も兼ねて。
で、雑談から入るでしょ?
何かね、新店長、話がつまんねぇの。
引きつけるものがないのよ。話のレベルも低いし。
一人で喋って一人で落ちを付けて。ずっとヘラヘラしてるし。
1.大丈夫かいな?このシト。
いよいよ物件の話になったら、新店長、何て云ったと思う?
「当方サンは物件のレベルを維持するためならカネに糸目は付けないと聞いています。」
「この機会ですから、部屋のフルリフォームを敢行しましょう!」
当方さん、話を聞いて目がまん丸。
「このシト、何云ってるザンスカ?」
「まだまだ改装開店させるほど朽ちていないザンスよ?」
「まま、とりあえず提案してくれるんだから、何を云うのか訊いてみましょ。」
ところが、当方サン、さらに話を聞いて目がまん丸。
「フルリフォームってったって、聞いてみりゃ4~500万だって?てんこ盛りじゃん。」
「家賃上げが目的なんでも何でもなくて、ただよく見せたいためだけ?」
「そんなのにこんなカネかけて、いつ回収できんのさ?」
「ちょっと田舎の中古住宅が一軒買える金額じゃん。」
フルリフォームして新同にした上なら、
どんな馬●でも客付けに失敗することはありません。
逆から説明すれば、その程度の提案なら、
馬●でもできるということです。
1.即答なんて当然しません。
当方、この提案にyesなんて当然云わず。「考えとくよ」とのみ伝えて当日は退散しました。
NGは当然のことだけど、関係悪化を避けるため、即答は避けることにしたのです。
帰宅後直ちに当方サン、旧店長にお問い合わせ。
「あのシト、こんなこと云ってんだけど、何か間違って伝わってない?」
直ちに旧店長(超優秀)から謝罪を頂戴してしまいました。申し訳ありません。
「スミマセン。ちょっとあいつ、ネジがずれたところがありまして。」
「時々云ったことが間違って伝わることがあるんです!」
まあね。そうだろうね。そういう話なら納得。
旧店長が本物件に関して引き続きフォローしてくれるという提案を受け、
本件一件落着となりました。
1.頭の良くないシトと付き合うと無駄なカネがかかります。
これは商売に限らず、あらゆることに繫がります。
付き合う相手はよく考えて下さいというお話し。
本ケースであれば、馬●でも思いつくような提案を
いけしゃぁしゃぁと顧客に対して投げつけてきた訳で。
ヘタしたら顧客を一人失うような提案だったのです。
管理会社は一つではないのですから、
乗り換えるオーナーだったら簡単に実行することでしょう。
なぜかって?答えは簡単ですよ。
こんな輩と付き合っていたらビジネスが維持できないからです。
当方、本件、不動産投資=ローン返済のリスクに直結するのですから、
こうも簡単に投げつけてくること自体感情を逆撫でされる出来事です。
当方、経験上、馬●(失礼!)と付き合っているヒマなどないと考えています。
馬●は世界で一、二を争うドロボウでもありますので。
理由は?シンプルですよ。
馬●は、機嫌の良さと時間、本件の場合にはカネまで奪われてしまうからです。
前段でも明らかなように、云ったことすら伝わらないのでは話にもなりません。
その後新店長はその店舗での成績を出せず、
1年を経ずして旧店長の復帰となり、この件でも一件落着となりましたが…
そのまま新店長だったら、あれやこれや考えてしまったでしょうね。
…これ、テーマとは関係ないように見えますが、
投資行為は最小の投資で最大の効果を出すよう心がける必要がありますので、
普段からよく考えていないと、安易に高コストで突っ走るリスクもあるのです。
自分がやっているビジネスの研究、普段から欠くことのないようにしましょうね。
今日はこのエピソードだけで終わってしまいました。スミマセン。
続きはまた明日。いつもお付き合い、ありがとうございます。
最後はいつも同じメッセージ。
「精神的自由」やら「経済的自由」なんて心地よい言葉に浮かれると、
デンジャラスな人生を送ることになるかも知れません。
焦りは禁物ね。
大丈夫。不動産は逃げませんから。
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云わずと知れたベストセラー。
「カネを稼ぐのは考え方が元になっている(稼ぐ量の違いは考え方の違いだ、だっけ?)」
「持ち家は負債を買ったことと同じだ」
「精神的自由や経済的自由を手に入れよ」
等々を世に広めた古典。
云っていることは他の書籍と共通することが多いのですが、センセーショナルに見えたり解りやすかったりしたのがベストセラーになった要因かな?
何度も読み直したり、自分のビジネスを持ってみたり、他の書籍と読み比べした方が、内容理解には手っ取り早いと思います。
ただ、注意ね。これ一冊に書いてあることだけが成功のための道筋じゃないから。熱にうなされないようご注意を。