(古河庭園…曇り空だったもののちょうどバラが盛りの時期でした。)

 

 

 

今日も引き続き入居率アップに関する賃貸サイトの利用法をお話ししましょう。

 

昨日までは、金額の絞り込み検索は5千円刻みが有効だが、
これでは昇順しか対応していない。

 

が、4千円や9千円とすれば、降順の検索にも対応できる、
それぞれの方法を駆使することで、トップ何件かに入る確率を上げられる。

この辺りまで確認しました。


ただ、まだ金額設定の幅が狭いよね…ここまで到達しています。

では、どのような方法があるのか。


本日分、以下どうぞ。

 


1.まだまだできるよ。

 

ここまでのお話しでも、
まだ金額設定の幅に制限があることが伝わると思います。

 

ここで終わりなの?
当方サン、あんまり役に立っていないよ…

 

はい。了解です。

もう一歩突っ込んで、ほぼフリー設定できる方法もお伝えしますね。

 

では、もう一度検索サイトを確認して下さい。
特に家賃近辺の要素。

 

金額設定ボックスの下にチェックボックスがあって、
「管理費等含む」というのがあるでしょ?

ここを使うんです。

 


1.オーナーが受け取る金額は家賃だけではない。

 

オーナーが受け取るカネは家賃だけではありません。
管理費をその一部として受け取ることも可能です。

 

管理費と云えば、概念的に何が思い浮かびますか?

そうですね。本来ならば、清掃費や様々な手間賃、
共用部の電気代や電球代、共用水栓の使用料等が考えられます。

これを住人が家賃とは別に負担する、こういうものなのです。

 

が、この費用科目はほぼ形骸化しており、同時にそれぞれの費用が幾らなのか、
また、それを別途徴収すべきなのか、家賃に含めるべきなのか、
法定化されている訳でもありません。

 

取っても取らなくても、分けても一体化しても、
どちらでもよいのです。

 


1.これを上手く使わない手はない。

 

ここに気づけば、見込客が検索をかける際、
支払総額で絞り込みをかける方も相当数おられることを考慮に入れるなら、

 

この金額で5千円刻み、かつ、
「昇順」、「降順」の双方に仕掛けを付けることも可能となるのです。

 

これを含みで考えてしまえば、
例え家賃で5千円近辺の上手い金額にはめ込むことができなくても、
調整を取ることが可能となるのです。

 

例えばこんな方法。

家賃を総額込み込みで5万7千円にしたい場合。

 

家賃を5万5千円、5千円刻みジャストの数値に設定しておいて、

残額部分2千円を管理費として徴収する、

 

これで、家賃単独での検索をする場合における

5千円刻みのトップへ入れることができるのです。

 


1.いったんまとめます。

 

…ここまででどうだったでしょうか。

 

ちょっとその前との関係も含めて整理しておくと、
こんな構図が描けると思います。

 

① 賃貸サイトから直接検索してきた見込客の場合

 

この場合には、直に自分の物件案内に向かうチャンスに恵まれます。


非常によいポジションでスタートを切ることができますから、

あとは物件次第、或いはご自身がそこにどれだけの工夫をしたか、
等々、次のステージでの勝負ができます。

 

② 残念ながら、①ではなく店舗へ来訪した見込客の場合

 

この場合には、管理会社の担当者がどれだけ勧めてくれるか、
これにかかっていますから、10/9以後の一連のシリーズを一読して下さい

 

 


…ここまででも様々な手が存在すること、
これがお解りいただけると思います。

 

が、まだまだ入居率アップの手段、ありますよ?

興味があれば引き続き明日もご一読下さい。


今日もお付き合い、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

最後はいつも同じメッセージ。


「精神的自由」やら「経済的自由」なんて心地よい言葉に浮かれると、
デンジャラスな人生を送ることになるかも知れません。


焦りは禁物ね。
大丈夫。不動産は逃げませんから。

 

云わずと知れたベストセラー。

「カネを稼ぐのは考え方が元になっている(稼ぐ量の違いは考え方の違いだ、だっけ?)」

「持ち家は負債を買ったことと同じだ」

「精神的自由や経済的自由を手に入れよ」

等々を世に広めた古典。

云っていることは他の書籍と共通することが多いのですが、センセーショナルに見えたり解りやすかったりしたのがベストセラーになった要因かな?

何度も読み直したり、自分のビジネスを持ってみたり、他の書籍と読み比べした方が、内容理解には手っ取り早いと思います。

ただ、注意ね。これ一冊に書いてあることだけが成功のための道筋じゃないから。熱にうなされないようご注意を。