(薄暮の荒崎港…ふつくしい。遠景が晴れていたら日没まで入って最高だったのにね。)

 

 

 

今日も引き続き悪徳リフォーム業者のお話しを続けます。
今日からは工事部分のお話し。

 

これがやがて大問題を引き起こし、
残り半分のリフォームにストップをかけました。

 

だけでなく、当方家族は別途マンションを購入し、
そこへ引っ越さざるを得なくなってしまったのです。

 

では、以下どうぞ。

 


1.工事が開始されました。

 

当方しょっちゅうではありませんが、
実家に足を運ぶ都度、工事の進捗度合いを確認していました。

 

工事が開始されると、アパートは基礎と柱だけに。
そこに壁が貼られ、屋根が葺き替えられ。

少しずつ形ができあがっていきました。

 

その時点では明確に気づいていなかったのですが、
化学物質の元になる臭気は多少していたと思います。

 

やがて内装も上がり、いよいよ家としての形を成してきました。
ここまでは、外見には何の問題もないように思えていました。

 

しかし…

 

 

1.工事の途中での出来事

 

こういう工事を請け負う業者は、元請けが発注して工事計画を作成し、
それぞれの分野の下請け業者に仕事を割り振り、同時に支払も進めます。

 

そして、それぞれの業者や職人はいわゆるブルーカラーですから、
良く云えばざっくばらんな人たちが集まる…そう考えていました。


が、工事をした下請け業者は皆高齢者ばかり。
そしてグダグダ文句を客の前で平気で云うような、
そんな連中が集められていたのです。

 

例えば何があったかというと…

 

昨日、リフォーム内容にコンセントや電話ポートの数を増やす、
このような項目があったのを記憶しておられますか?


確かに、それらの数が増えれば配線の手間は増えます。

下請けの連中は、これに対しぶつぶつ文句を云う訳ですよ。


当方に対して。何でこんな面倒くさいことするんだと。

こちらは発注側ですし、悪徳リフォーム業者の承諾を受けた事項ですし、
それを込みで下請けは仕事を受けたのでしょうし。

 

???なんだこいつらは???

 

できないことを要求しているんだったらはっきり云えばいいのに。
無理なことなら線引きをし直せばいいだけなのに。

 

こんなことが大なり小なり、
少なくない数で繰り返されました。

 

恐らく、下請け業者は悪徳リフォーム業者(元請け)に散々中抜きされ、
ブーブー(不満たらたら)だったのでしょうし、
元請けもその程度のカネで動く連中を集めたのでしょう。

 

以下要点を示すとおり、

工事の仕上がりは低質のモノでした。

 


1.工事の仕上がり

 

で、いよいよ引き渡し、そして工事の仕上がり。

残念ですが、引き渡しの日、当方は休暇を取ることもできず、
父親が悪徳リフォーム業者の立ち会いの下、確認をしたのでした。

 

父親は何も云っていませんでしたので
当方としても、当然問題なく引き渡されたのだろうと考えていました。

 

トウホウサン、ダメダメですな。

詰めが甘いですわ。

 

が、実際当方が後日部屋を確認すると、
以下のような問題が確認できたのです。
毎日見るたびに腹が立って仕方なかったな。

 

※.コンセントの位置間違いが何カ所か。
    間違い箇所はただのブランクパネルで雑に塞がれていました。
    コンセントの斜め上にブランクパネルが貼りつけてある間抜けな状態。


※.壁紙が素人貼り。角の処理がグタグダ。
    部屋の角毎に壁紙が浮き上がったり隙間があったり。
    場所によってはまっすぐ切れていない部分もあり。
    酔っ払って切ったの?素人連れてきてやったの?


※.居住開始後、カベと床の隙間から大量の白い粉。
    恐らく石膏ボードの処理がきちんとされていない。ここから出てきたカス。
    そしてそこから入る隙間風。冬はちょっと寒いぞ。


※.すぐに歪んで閉まらなくなったドア。
    きちんとビスが締めてありませんでした。


※.雑な外配線。台風でぶらんぶらん。
    配線をしっかりブランケットで止めていないのさ。

 

※.そして大量に塗られた防蟻剤。

    クレオソート。この悪臭が部屋いっぱい。
    これが大問題。家族にアレルギーが出て、すぐに住めなくなりました。

 

…記憶から消えましたが、まだ他にもあったように思います。

 

あれっ何でオヤジはこんなのにオッケー出したんだ?

あの営業マンがそこを見ないように目をそらせるよう仕向けたのかな?


さてさて、こんなことがあったために、
ここからまたまた係争体勢に入るんですよ。

 

世の中クズが跋扈して他人様に迷惑かけて。
平気な顔して歩いてんだよな。


許せねぇな。浅●…コノヤロウ。

おっとっと。実名出したらまずいのかな。

倒産後もどっかで生き続けてたんだろうな。

あのとき並行して進めていた別の工事があるっつってたし、

あの後も迷惑をばらまいて生き続けたんだろうな。

 

これね、所有者が自分だったら、また、母親が変な阻止行動しなかったら、
確実に係争~訴訟まで行ってた案件だよ。

 


…明日はこの続きを。
長いエピソードですが、お付き合いありがとうございます。

 

 

 

 

 

最後はいつも同じメッセージ。


「精神的自由」やら「経済的自由」なんて心地よい言葉に浮かれると、
デンジャラスな人生を送ることになるかも知れません。


焦りは禁物ね。
大丈夫。不動産は逃げませんから。

啓発本に興味を持ちはじめた時期に読んだ一冊。

当時はこんな本に感動し、ワンセンテンス毎に涙を流すほどでした。

今はちょっと…耳許で生暖かい息を吹きかけられているような、そんな感覚になる本です。

物語形式ですので、とりあえずのところの入門書としてはよいのではないでしょうか。

ロングセラーだから、比較的大きな書店にはほぼ必ず置いてあります。