(ブラインドの向こう側…未知なる発展へ 道了尊)

 

昨日に引き続きのお話を進めます。
今日は実技編の11、現地へ行こう!の第8弾です。

 

さて、今日は前回の外壁に続き、視点をちょっと下げてみましょう。
たくさん見るべきところがありますが、今日も一個ずつ潰すことにしましょう。

 

1.駐車場や駐輪場はある?(駐輪場編)


駐車場以上に物件購入で必須なのが自転車置き場。駐輪場。
普段歩くところにあるアパートなんかをちょっと思い出して下さい。

 

駐輪場がない物件でも自転車は止めてありますよね。
スクーターとかバイクとか、そんな場合もありますね。

 

その場合にはどこに止めてありますか?

 

例えば階段の下とか、
敷地外の塀に立てかけてあるとか。

 

そんな状態だとどう?
どんな問題が起こると思いますか?

 

単純に邪魔なだけでなく、景観の問題も。
管理が行き届いていないようにも見えますよね。

 

時としていたずらされたり、
最悪は燃やされたり。

 

ヘタに放置すると、
盗難自転車の捨て場になることも。

 

やっぱり、そのための場所があって、
しっかりプールされた状態で整然と止めてある方が良いですよね。

 

また、皆さんが住む側になって考えてみて下さい。

 

近所へちょっと買い物へ。自転車を使いたい。
通勤通学で。やっぱり自転車を使いたい。

 

が、自分が住んでいるアパートには止める場所がない。
または、無理すれば止められるが、雨ざらし。

自転車の購入を躊躇し、移動力も上がらない。

 

「やっぱこの物件不便だよな~」なんて思われたらどうする?

 

出て行かれちゃうリスクも上がりますし、
これが最初に借りる物件だったらいざ知らず、

 

次に借りるときは経験値が付いていますから、
そういう人には敬遠されるよね。


いずれにしても、駐輪場は比較的アピール性の強い設備ですから、
これがなければ…ということになろうかと思います。

 

ついでに、これが「駐輪場なし」で「三点ユニット」の「狭小物件」だったら…
ヘタしたら「競合相手すらない」ってことにもなりかねませんよね。


ちなみに、

 

「三点ユニット」とは、バス、トイレ、洗面台が一体になってるアレ。
ビジネスホテルとか友達の家で見たことあるでしょ?

 

「狭小物件」とは、バブル時代に多く建てられた15㎡程度のヤツ。
入り口からの風景がみ~んなおんなじヤツ。

 

キッチンも極狭で、コンロが蚊取り線香みたいなアレ。
当方所有の相続物件、ワンルームがこれ。

 

そして、

 

「競合相手すらない」、というのは、
こんな状態だと近隣物件と勝負すらできないということ。

 

当然、自分がその物件をやがて手放すときも、
叩き売りの可能性がありますよね。


これ、ちょっと行き過ぎの話かも知れませんが、
買う前だったら選べる話ですので。

買う前なら何とかなる部分ですから。

 

買った後だと自分で何とかするしかなく、

敷地に余裕がなければ何ともできず。

 

間取り変更ウン百万。

RC(鉄筋コンクリート造)はそれさえ不可。

 

こういう部分は買う前の条件として
よく考えておくべき部分だと思います。


なお、当方がこの部分(駐輪場)を押すのは、
当方所有の物件に駅近のものがほぼゼロだからです。

 

ただ、当方所有の一棟物件にはすべて駐輪場が付いていますので、
比較的この部分の利便性は確保できていると思いますし、
客付けにも繫がっていると思います。

 

 


で、ちょっとお話を戻して…

 

もし駐輪場がある物件だったら、

きちんと管理されているかどうかを確認して下さい。

 

管理の悪い物件だと、
何年も使われていない代物が放置されています。

 

もし物件を購入する際に管理引継ぎが条件となっているような場合には、
その管理会社を判断する材料の一つとして考えてみて下さいね。

 

「良い管理会社」は普段から巡回してくれていて、
しっかり目が行き届いた状態にしてくれますから。

 

放置するところは上記のとおり。
カネは取るけどその先は何とやら。

 

管理会社は皆さんの最も身近なパートナーになります。
他の部分も含め、よ~く観察して下さいね。

 

例え優良物件を手に入れたとしても、
管理会社が○×だったらアレだからね。

 

 

最後に。
もし自分で駐輪場を設置することになった場合の参考として。

 

Google先生に「自転車置き場」と入力して
検索・サーフィンしてみましょう。

 

色んなのあるよね。
建物の外景を構成する要素にもなりますから、
建物自体との組み合わせも想像してみて下さい。

 

また、実際にはコンクリ打ちから工事費から様々かかりますので、
そういう金額が上乗せされているかどうか確認しながら
値段を見てみて下さいね。

 

 

次回はどこをみましょうか。まだまだ続くよ!

 

 

 

最後はいつも同じメッセージ。

 

「精神的自由」やら「経済的自由」なんて心地よい言葉に浮かれると、
デンジャラスな人生を送ることになるかも知れません。

 

焦りは禁物ね。
大丈夫。不動産は逃げませんから。

 

 

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仕事に疲れたらマックスじいさん(だっけ?)に会ってきてごらん。

こういう書籍を読んで少しでも心がアツくなるなら合格だよ。

純粋な心を持っていると問題が発生しても躊躇なく前進できるよ。

逆に、こういう本を読んでも、

斜に構えて批判的な目で捉える輩には自分の世界を築くのは無理。

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学ぶ心、受け入れる心、素直な心ってとても大切ですよね。