(木漏れ日と守り神…カラス天狗 道了尊にて)

 

昨日に引き続きのお話を進めます。
今日は実技編の3です。

 

 

引き続き「健美屋」のサーフィン、
どうでしたか?

 

自分の興味を引く物件はありましたか?
自分が欲しそうな物件の目星は付きましたか?

 

金額的にはどう?
どれくらいの物件なら買えると思いましたか?

 

様々な制限がなければ、
何億もする高額物件とか、
都心部にあるプレミア物件、
こういったもの、欲しいですよね。

 

当方もそんなこと考えたら…おっとと、
ヨダレがでてきちゃうな。

 

…いやいや、でもね、実はまだそこへ行くのは早すぎるんですよ。
まだまだなの。ホント。

 

 

当方の自己顕示欲が強ければ、この辺りで
「こういう物件を選ぶべきだ!」


なんて偉そうなこと云い出すんですが、

敢えてそれを避けることにしています。

 

何故だと思いますか?

理由は単純です。


ご自身の目で確かめて、ご自身の足で調べて知って、
ご自身で決断して欲しいからです。

 

どんなに上手い方法があったよ!

これが最高なんだよ!

 

なんて書いてあったとしても、鵜呑みにして欲しくないんです。

一歩ずつ体得することが必要だと考えているからです。

 

 

 

???ものの上手は真似することからでないの???

 

 

 

こう考えた方はちょっと注意ね。

これは半分正解で半分間違い。

 

落ち着いて考えてみて欲しいんですが、

 

もし、成功した方が「こういう物件を選ぶべきだ!」、
こう云われたら、最初からこれを盲信するんですか?

 

危険よ危険。ホントに危険。
この投資、何千万円、何億円突っ込むって思ってんの?

 

「他人の云いなり」とは云わないけど、
これで何かあったときは悔やんでも悔やみきれないよ?

 

ここ何日かでお伝えしているとおり、
その方の成功譚が古いものだったらどうすんの?

 

当方が当時やった方法も、原則論の部分は変わんないけど、
時代と共に変化してそれをそのまんま使えないものもあるからね。

 

後々判明する「属性」とか「資産背景」なんてのも、
あなたとは全く違うと思った方がいいよ?

 

あと、

 

金持ち父さんが流行った時期だったら、
賃貸物件も安売りしてたから、

ちょっとやそっとのことがあってもバッファがデカいし、

今みたいに後追いで人気が出て値上がりしてるから、

売り抜けちゃえば何とかなるんですよね。

 

今はその前提がひっくり返ってるから、
優良なパイの数も少ないから、
昔に比べたら高値物件でスタートすることが前提なんだから、
なおさら慎重に行く必要があると思うんですよね。

 

 

もう伝わりましたよね。

 

すぐ結論が知りたい、
勿体つけてねーでさっさと教えろ、


これね、よくありがちなんですけど、

いわゆる「せっかち病」に罹患しているときは深呼吸一発。
治してから再チャレンジしましょう。

 

…なんて書いてるうちにだいぶスペース食ってしまいましたね。
今日は特に説教くさくてスミマセン。

 

今日予定していた実技編の3は明日お伝えします。
中身は「物件探訪の準備」を考えています。

 

 

最後はいつも同じメッセージ。 

 

「精神的自由」やら「経済的自由」なんて心地よい言葉に浮かれると、
デンジャラスな人生を送ることになるかも知れません。

 

焦りは禁物ね。
大丈夫。不動産は逃げませんから。

 

 

人事屋が書いた経理の本人事屋が書いた経理の本
1,258円
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古典。超古典。古典中の古典かも。名著なのでまだ版が重ねられているようですね。

考え方のアプローチ、特に数字関連は秀逸です。

プロになるほど、詳しくなればなるほど、専門化した思考に贅肉や偏りが生ずるのは必然。

不動産も然り。

そんなときに、物事は大局からざっくりとみることも必要だと唱える本書。

不動産投資をやるなら数字はセットだからね。一度読んでみて下さい。