よく聞く話だけどさ

相続対策として、土地活用する
という事例が多いけど

例えば、こんな事例が有る

郊外型の地主が相続対策として
5億円の借入をして
賃貸マンションを建てた

その後、相続を迎えて
土地は、更地の約20%減
建物は、建築費の約60%減
という評価額の減額が出来た
相続税も少なくなった
めでたし、めでたし(笑)

その後、15年程経過するまでには

想定賃料が下がり、

空室で悩まされ、

礼金も無いのに広告費を負担し

設備や駆体の修繕費が発生する


まあ、

相続税が引き下げられた効果が有ったので

土地活用をした甲斐も有ったかり、

そろそろ、荷が重いので売却でもするか


ってな事で

売却依頼をすると

売却価格は3億8000万円程度


残債の返済と、譲渡所得税の負担で

手残りは微々たる金額じゃん(泣)

でも、相続税を安くできたから

しょーがないか


って、おいおい


相続税は多少下がったけど、

結果的には

土地をタダで手放した事になるよね


それなら、15年程前に

普通に土地を売却してた方が

良かったんだよね


相続税を下げるための土地活用は

そもそも、間違いなんだよな


土地活用は、儲けるために行う

儲からないなら、行わない