バイト先で作業していると、しばしば限界を迎えるときがあります。

 

機械のスピードについていこうと手とからだを最大限動かして作業するのですが、

同じ作業を1、2時間としていると、どうしてもスピードダウンしてしまいます。

 

マラソンの「ランナーズハイ」、いわゆる、いつまでも走っていられると感じられる

程度の負荷なら良いのですが、

ずっとトップスピードで動いていると、

 

「あー、もう機械のスピードに追いつけない。。。これが自分の限界かぁ・・・・」

 

と思ったりするのです。

 

この時、人の限界というものをふと考えました。

 

 

 

限界を迎えると、何かしらの「サイン」をからだが発信します。

 

高いストレス状態が続くと、しばしば精神的にうつになったりします。

これは、脳がオーバーヒートしてしまった状態といわれるのですが、

オーバーヒートする前に、何かしらのサインがあるのです。

 

例えば、ギックリ腰は、サインのひとつです。

精神的な負荷でも、身体的な負荷でも、ギックリ腰というヒューズは機能して、

体を休ませなければならない状態を作り出します。

 

僕は、以前「十二指腸潰瘍」をやったことがあります。

30代前半でしたが。。。

それまでは、仕事を自分の能力の限界までやっていました。

 

しかし、このペースで仕事することは良くないよと、からだが教えてくれたのです。

十二指腸潰瘍によって、自分の限界を知ることができました。

 

 

最近は、父親がひざの骨挫傷になりました。

70歳にして、仕事して、酒飲んで、ゴルフしてと、動きすぎたのでしょうか。

 

からだが、「年相応の活動をしなさい」と教えてくれているようです。

 

そう考えると、

怪我も、病気も、なにかしら「ちょっと休みなさい」「ちょっと生き方を変化させなさい」

というサインのように思えます。