尊敬できる人がいるということは、
その時の仕事や生活が有意義なものになることの要素であると思います。
僕も、尊敬できる人、学ばせていただける人をずっと求めてきました。
学ぶとは、まねることです。
自分自身に成長と変化のための新しいエキスを取り入れるには、
尊敬できる人の行動などをまねることが近道だからです。
ここ数年では、
70代で経営一筋で生きてきたという人、
60代でずっと海外で仕事をしてきた人、
など、僕よりも年上で、ビジネス等ですごい経験をしてきた人に出会ってきました。
この方たちの話す内容や知識・知識経験を自分のものにしようと
一定期間従事してきたことがあります。
しかし、最終的にどのような状況になったかというと、
どちらも、僕のお金を当てにしたり、
または僕からお金を借りるという事態になりました。
この方たちは、今となっては、
借金を抱えていたり、生活費に困っている「いち年配男性」なのです。
ちなみに、前述の70代の方は、こちらからお金の返金の催促の連絡をした後、
返信・連絡がない状態になっています。
ふと振り返ってみると、その方たちに初めてお目にかかったときに、
一見して何も感じなかったということを思い出しました。
例えるなら、なんかオーラのようなものというか、
凄みというか、そういったものを感じなかったということです。
ですが、初めてお会いした際、
周りの人が、
「この人はすごい人なんだよ~。
これこれこうでね。すごいでしょ!」
と説明をするものだから、
「そうなんだぁ。この人はすごい人なんだ。」
と思わされた、ということなんです。
ハロー効果というものがありますが、
今回の場合は
「過去の経験や一部の知識が優れていたため、
その人の人格なども優れているように見えてしまったということ」
と理解してもらえばよいです。
初めてお目にかかったときに、
オーラを感じなかったという自分の直感は、
今となっては、正解だったみたいです。
これからは、自分の直感を素直に信じてもよいと思いました。
僕が20代の時は、
「出会う人全てが自分にとっての先生である」
「どんな人にも学ぶべきところが必ずある」
と思って、出会う人に接してきました。
40代になった今では、付き合う人の見極めを
したほうがよいなと思ったことも
本日の気づきとして記しておきます。