今日も昼間はバイト。

焼きたてのパンをひたすらベルトコンベアに

並べていくという仕事を2~3時間連続で行った。

 

無心とさまざまな思考が交錯する時間である。

 

今日の思考テーマは、「人脈とはなんだ?」である。

 

ちまたでは、「人脈こそ宝」とか、「人脈作りからはじめよう」

などを提案する書籍、および著名な方たちがたくさんいる。

 

僕も、会社勤めをしていたころから、社外の人たちとの交流に対して、

知り合いから誘いがあった場合は積極的に参加してきた。

また、会社を退職して、個人事業にチャレンジしていた時こそ、

あらゆるビジネス交流会に参加した。

 

自己紹介と名詞交換を繰り返し、自分のビジネスにプラスになるような

出会いと人脈ができることを期待して参加するのである。

 

ビジネス交流会で重要なのは

「B to B(ビジネスtoビジネス)」の関係を築ける人との出会いであると思う。

 

反して「B to C (ビジネスtoカスタマー)」、

要するに、お客さんを探しに参加することであるが、

これは人脈作りではなく、ただの営業活動である。

 

僕は、個人事業にチャレンジしていた期間(約1年間)に

参加したビジネス交流会で、

・3つの化粧品関連

・1つの女性下着関連

・3つの健康食品関連

・1つの旅行関連

・4つの仮想通貨関連

の「ネットワークビジネス」の勧誘を受けた。

 

なんでこんなに多くの勧誘を受けたのか?

カモに見えた??

 

ビジネス交流会の場は、ほぼ「ネットワークビジネス」の

営業活動(BtoB)の場となっている。

 

ただひとこと、僕は「ネットワークビジネス」に対しては肯定派である。

ビジネスモデルとして有効であると認識している。

 

ただ、「ネットワークビジネス」が、特に日本で

「ねずみ講まがい」や「マルチ」などとの誤解がまだ根強く残っているので

印象が良くない部分があるのは否めない。

 

ネットワークビジネスは、営業拡販手法としては、ひとつの確立されたものである。

そのため、営業が得意な人は大成できると思う。儲かると思う。

 

ただし、営業が得意でない人は、大成できずに、商品を購入するだけの

ただのお客さんで終わってしまう。

 

僕は、圧倒的に後者の方なので、ネットワークビジネスは、

うまくできないということをすでに理解した。

 

結果的に、勧誘を受けた内、3社のネットワークビジネスをはじめたが、

ただのお客さんで終わった。

 

話は戻って、人脈作りのための○○交流会は、

今はネットワークビジネスの営業の場である。

 

「人脈作り」という言葉。

 

この言葉のイメージとしては、

尊敬できる人、この人のようになりたいなぁ、と思える人との出会い、

自分と違った価値観や経験を持っている人との出会いを

期待してしまう言葉であるが、なかなかそうはうまくいかない。

個人事業にチャレンジしていた頃に学んだことである。