不動産投資の「利回り」ってなに?高すぎる利回りに注意すべき理由
こんにちは、主婦社長のふどまるです。
不動産投資を始めようと思ってネットを見ると、よくこんな言葉を目にしませんか?
「利回り20%以上!」
「FIREを目指せる物件!」
「家賃でガンガン儲かる!」
夢のような話がたくさん出てきますよね。でも、ちょっと待ってください。
今回は、「表面利回りって何?」という基本から、「高利回りの裏側には何があるの?」というリアルな話まで、私の実体験をもとにお伝えします。
表面利回りってなに?
たとえば、300万円で物件を買って、月5万円の家賃が入るとします。
年間の家賃は5万円×12ヶ月=60万円。
この場合、表面利回りは
60万円 ÷ 300万円 × 100 = 20%
になります。
この数字だけ見ると「わぁ、すごい!」ってなりますよね。
でもこれは、管理費や修繕費、空室リスクを考えていない数字なんです。
つまり、“ざっくりとした目安”でしかありません。
高利回り物件にはワケがある
ネットで見かける「利回り30%以上!」という物件、私も最初はワクワクして見ていました。
でも実際にそういう物件を見ていくと、ある共通点がありました。
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建物がすごく古い(昭和40年代など)
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雨漏りや床の傷みがひどい
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長く空き家になっていてカビやサビが多い
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情報が少ない個人売主だったりする
つまり「高利回り=お得!」ではなく、
高利回り=修理にお金と時間がかかる
という意味だったんです。
投資スタイルに合った物件選びを
私は主婦で、家事や子育て、そして本業の仕事もあります。
だから、がっつりDIYして丸ごとリフォーム!みたいな物件は正直ムリです。
高利回りに見える物件は、プロ級DIY投資家さん向けの世界。
「自分がどんなスタイルで投資をしていきたいのか」を考えることが大切だと気づきました。