二胡で身体をデザイン | 徒然にんにん 二胡と歩む日々

徒然にんにん 二胡と歩む日々

会計事務所勤務。 夜と週末は二胡講師になります。相対音感育成会主宰。アンサンブル アマービレ代表。ミュージックセラピスト。

入門したての生徒さん達。

まだ四回くらいしかレッスンしていないけど、ご自分の手を見て驚かれていました。

「左手のほうが指が広がる!」

そう。きちんと指トレをし、音階練習をすれば年齢に関係なく指は広がるし、握力も増します。

あとは一本一本の指を自在にコントロールできるよう、トレーニングを積み重ねればいいのです。


私の腕の筋肉をお見せしたら更に驚かれていました。


正しい運弓で汗をかくほどの基礎練習を続ければ、しっかりした筋肉ができあがるのです。


そして大事な脱力の話しもしました。


真剣に楽譜を睨み、肩にも腕にも力がはいり、せっかく正確な音を出してらっしゃるのに、それが硬く乱暴な音色になってしまってるのです。


一人素晴らしく脱力されてる生徒さんを観察してみたら、とてもいい笑顔で弾いてらっしゃいました。

聞くと無意識にそうなっていたそうです。


そこで硬い弾き方の生徒さんの前で、私自身が笑顔で拍子をとりました。

私のものすごい笑顔につられ、生徒さんもついに笑顔で弾きだしたのです。

そして脱力にも成功!
音色が格段に変わりました。


人間笑っている時は肩の力が抜けますから。


そして、その笑いとは呼吸でもあるわけです。


お腹を意識した呼吸をすることで他の力みが消え脱力及び正しい力の移動が可能となるのです。


まさか弾いてるあいだ笑ってるわけにはいかないので、正しい呼吸を身につけ、笑っている時と同等の脱力ができるようにしてほしいと思います。


激しい運動はできない私のお腹の筋肉が最近割れてきたのは、たぶんこのお腹を意識した呼吸を続けているからでしょう。


音楽を楽しみながら身体をも変化させられる。

年齢がいっても己の身体をデザインできる。

これはちょっとお得なことではないでしょうか。


「腹筋運動とかしなくてもお腹ってしまるんですね!」

私と同い年の生徒さんの目が輝きました(笑)

それが目的でもかまいません。

どちらにしても自分にとっていいことですから。


皆さんも二胡で身体をデザインしてみませんか(^_-)-☆






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