老師よ 9 | 徒然にんにん 二胡と歩む日々

徒然にんにん 二胡と歩む日々

会計事務所勤務。 夜と週末は二胡講師になります。相対音感育成会主宰。アンサンブル アマービレ代表。ミュージックセラピスト。

今日も仕事の後玉琴楼へ。 打ち合わせをしたり、生徒さん達の進み具合を聞いたり、新しく仕入れた物を見せてもらってきた。 付け替え用の高級弓毛は美しかった。 あれならいい音色出しそう。 試しに仕入れたと言う弓には驚いた。 竹部分が木にしか見えないのだ。 ある地域で取れるれっきとした竹だそうだ。 老師が使ったら借りてみよう。 そして恒例、いきなりテスト。 老師のレッスンを受け出してからいろいろなテストをされた。 今夜はある有名な奏者の演奏を聞かされ、気づいたことを言えとのことだった。 六小節目で違和感を感じた。 わずかに音が下がったような。 「そうだね。じゃあどの音が?」 快弓の曲だったのでどの音かまではわからなかった。ドかな? 「ラだよ」 言われて聞き直したら確かにラがわずかに下がっていた。 まだまだ修業が足りないわ~(^◇^;) その後は生徒さんの二胡の話になった。 前の教室で40万円で買わされたと言う二胡。 玉琴楼で7万円で売ってるものだった。 「あんなだまし商売ばかりだよ。 俺はあんなことしたくない」 まあ、そうやって皆教室や店を大きくしたわけだからさ。 「なら、二胡なんか売りたくない。 他の仕事考えるかな」 まあまあ!そう言わずに~! うちの老師は商売向きではない。 玉琴楼はなかなか大きくなれない。 でも、そこが一番の魅力ではあるのだ。 日本一馬鹿正直な二胡屋。 老師と一緒に私も馬鹿正直に生きるかな。 iPhoneからの投稿