こんにちは!ふでまる記者です!

今回は、こぐま会が行っている教育について改めてお話させてください!

こぐま会は一般的には、「小学校受験塾」や「ひとりでとっくん等の教材」のイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?

(ふでまるのイメージもあるよ!という方、ありがとうございます!)

しかし、実は小学校受験が終わった年長さんの1月から始まる『就学準備クラス』や小学校入学後の『小学部』も開講しており、小学校入学後の学習がスムーズに進められたり、差がつく高学年で一気に伸びたと評判です。
 

 

 

  こぐま会は3歳から小3までの指導を行う教室

 

幼小一貫教育を行う中で小学校受験でも有用なことがわかり2本体制へ

 

そして、元々こぐま会は、3歳から小学校3年生までを一貫して考える『幼小一貫教育』という考え方を元に教育を行っています。

その中で小学校受験でもこぐま会の指導が有用だということがわかり、現在のような幼児教育と小学校受験の指導の両方を行う形となりました。

 

幼小一貫教育は小学校高学年で躓くのを防ぎたいという思いから

 

この幼小一貫教育というのは、代表の久野先生や小学部の先生が経験した、小学校高学年になると躓いて成績が伸びなくなってしまうお子さまがいる、という悩みを解消したいという思いから始まりました。

 

 というのも、それまでの幼児教育というのは、小学校のように”教科書がない”ため、小学校で学ぶ問題を簡単にして先に学習する、いわゆる先取り教育というものになっていました。

 

特に高学年の図形や文章題は差が開くのでそこで伸びるような幼少期の教育を

 

その結果、詰込みや暗記ばかりになり、頭の中で図形を動かして考えたり、文章の意図を読み取って式を立てるような、思考を伴う問題で躓いてしまうケースが見られました。 

 

特に小学校は難易度がぐっと上がり、差が開く時期でもあります。こうした時期につまづかずに成長するために必要な学習は何かという視点から始まったのが幼小一貫教育です。 

 

こうした考え方はSAPIXや才能育英会、大木スクール、GRACE KINDER等、全国の教室の先生から共感していただき、授業でこぐま会のメソッドを活用して頂いたり、幼小一貫教育を考える会で意見を交換したりしております。

 

  計算ではなく、数の概念や図形センスを経験で学ぶ

 

では、どんな風に教えるかというと、数や図形の問題を体験として学ぶことです。

 

文章からの立式を可能にする数の概念の構築

 

例えば、「3人のお友達に1人2つずつアメ配ると2つ残りました。全部でアメは何個あったでしょうか」という問題があったとします。 

 

これがもし文章題ではなく単なる計算として出題されると、計算問題を繰り返せば解けるようになるかもしれません。 

 

しかし、そういった暗記型の学習で陥りがちなミスは文章から立式ができないことです。

 

 

 例えばこの問題なら、”残りました”という単語から引き算だと連想してしまう場合などがあります。

 

 

 こうした文章題に躓かないようこぐま会では、「全部で3つの場合はどうなるかな?」「お友達が2人の場合はどうかな?」等の問いかけ(対話教育)をしながらお子さまの中に数の概念を構築していきます。 

 

 

こうした、実体験とペーパー問題がつながる経験をすることで、理解が深まり文章題や複数の問題を組み合わせたような複合問題などにも対応できるようになります。

 

 

積み木や折り紙を手を使って学ぶ

 

また、図形も同様にペーパー問題を解き続けるのではなく、実際のモノを使って学びます。

 

積み木やパズルを自分の手で回してみる、裏返してみる。折り紙でいろんな形に挑戦する。

などの経験が大事です。

 

見たことを絵にかいてみるのもいいですね。 

 

 

こぐま会の授業で人気の”四方からの観察”でも、まずお子さまに色々なものを絵に書いてもらいます。

 

こうすることで自分の理解(書いた絵)と、実物の見え方が違うのか、同じなのかが分かります。 

 

 

また、この時に、お友達がどんな風に書いたのかを見るのも非常に効果があります。 

 

周りのお友達の考え方を知ったり、みんなで問題を考えてみることで、その場で”分かる経験”をすることができます。

 

 

そうした理由もあり、こぐま会では集団での授業を行っています。

 

 

  こぐま会の幼小一貫教育の流れ

 

こぐま会ではこのような幼少一貫教育を実践するため、クラスや教材で皆様の学習をサポートしています。

 

(年中)ゆりクラス:本格的な受験準備のスタート
 

ゆりクラスでは、6領域(未測量、位置表象、数、図形、言語、生活など)を生活に身近な事物(自然物や道具)を使って学習します。机上の学習だけでなく、日常生活に近い環境で、子どもが知っているものや触れたことのあるものを活用し、自ら考えて答えを導く力を育てます。

 

 

(年長)ばらクラス:セブンステップスカリキュラムで志望校合格を目指します

7段階に系統化した「セブンステップスカリキュラム」に基づき、学力を確実に高めます。この学習内容は、将来の教科学習の土台を作り、小学校入試に欠かせない必須課題です。

 

(年長年明け)就学準備クラス:教科前基礎教育を教科学習につなげます
 

幼児期に学んだ基礎を活かし、小学校での教科学習へスムーズに移行する特別なクラスです。1月から3月まで継続的に学習し、入学後も自信を持って学べるようサポート。受験後も意欲的に学び続けられる環境を提供し、楽しく学びへの興味を深めます。

 

 

以上でございます。 皆様の学習体験がより良いものになることを願っております。 教材の使い方については以下の記事で詳しく説明しております!合わせてごらんください!