リビングから全国模試へ――ふでまる道場が挑んだ“おうち受験”の舞台裏
こんにちは!ふでまる道場編集部です。
7月23日から始まる『小学受験全国模試 オンライン <2025夏>』(お申込期限:7/30)。オンライン模試を立ち上げた背景や開発の経緯を、実際に関わったメンバーに聞き、ブログ記事にまとめました。
実は、この模試ができるまでには、保護者様や現場で感じた「試験に対する悩み」や「違和感」がきっかけとなっています。今回は、実際に”どんな悩み”があったのか、どのように”実現”へ向けて進んでいったのか、そして完成したオンライン模試について、これから紹介します。
↓お申込みはこちらから!(申込:7/30まで)↓
オンライン模試開発のきっかけ──猛暑の土曜日、バス停に並ぶ親子
真夏の土曜朝8時。
「帽子忘れてない?」「水筒あと一本持とうか?」
大きなトートバッグには問題集、折り紙、替えの服。汗をかきながらバスで試験会場まで移動。
「模試は受けさせたいけど、朝の準備も移動も大変なんです...」
ある保護者様のふとした言葉が、このオンライン模試を考え始めるきっかけでした。
なぜ “おうち受験” なのか――移動・体調・日程が大変...!!!
そこで保護者の皆様に小学校受験の模試について”どんなところが大変か”聞いてみました。そうすると、皆様いろいろなお悩みがあることがわかってきました。
| 課題 | 具体的な悩み |
|---|---|
| 朝の準備 | 「荷造りと着替えでバタバタ…朝の準備がつらい!」 |
| 移動負担 | 「炎天下や雨の中の送迎…移動が大変すぎる!交通費もかさむし…」 |
| 体調リスク | 「子どもの体調が悪いと受けられない…全部パーになるのが怖い」 |
| コロナ不安 | 「オンライン模試を始めた当初(2023年)は感染が心配で…人混みに行きたくなかった」 |
| 日程調整 | 「他塾・習い事・家族行事でカレンダーが真っ黒…スケジュール調整が難しい!」 |
| 地方格差 | 「近くに受けられる模試がない…模試が近くにないのは本当につらい」 |
こうした様々な声を受け、「模試そのものをリビングへ持って行こう」と決意したのが、今回のプロジェクトの出発点です。
実現への道のりーー音声・材料・採点...課題が山積み
自宅で小学校受験の模試を実現するためには数々の課題がありました。
ペーパーテストは既に経験がありましたが、口頭試問や制作、運動・指示行動、行動観察といった他の試験科目について、どのように実現するかを考えました。
口頭試問
オンライン模試での口頭試問は、音声・動画・保護者の読み上げを3つの方法で対応しました。
- 音声出題:質問別に音声再生ボタンを設置し、質問後に次の質問を再生。
- 動画出題:こぐま会の先生が出演する動画で質問し、回答時間を設けて進める方法。
- 保護者が面接官:保護者が進行し、質問を答えた内容を採点。
制作
制作に必要な材料はすべて送付し、制限時間内に同じものを作る試験としました。お手本動画を見ながら同じものを作り、手先の巧緻性や計画力を確認する試験です。
制作課題は、手先の巧緻性だけでなく、計画力や時間管理も試されます。お手本を見て同じものを作る力を確認するだけでなく、指示を覚える力や、制限時間内に完成させるための計画力も求められます。
運動・指示行動
ご自宅でもできるように、指示通りにリズムよく動けるかを確認する運動課題を設けました。広いスペースを使わず、短時間で効率よく行動できるかを確認します。
運動課題では、指示通りにリズムよく動くことが求められます。自宅では広いスペースを使わず、短時間で効率よく動きができるかを確認できるようにしました。
行動観察
おともだちがいない中でも体験できるよう、保護者と一緒にゲームをして協調性や判断力を試す課題を設定しました。
行動観察は最も悩んだ部分でしたが、実際にやってみると、保護者と楽しくゲームをしながら協調性やコミュニケーション力を試すことができ、子どもも楽しんで取り組めたという反応をいただきました。
採点
ペーパー以外の科目(口頭試問、制作、運動・指示行動、行動観察)については、普段の模試では教師が採点しますが、オンライン模試では保護者に採点をお願いしました。
採点表:延べ20ページに及ぶ採点表をお付けし、保護者に採点していただきます。
(参考)2023年に行ったオンライン模試の採点表の一部
受け答えの姿勢や言い方、制作の完成度、口頭試問の答え、運動のふらつきなど、各試験のポイントを採点できます。
採点を保護者にお願いすることで、普段は見ることができない模試の評価基準や、どの部分が重視されているのかを実際に確認することができます。
保護者が面接官として進行し、実際の入試で重視されるポイントを把握することで、日常のサポートや家庭学習に役立てることができます。
復習期間が1か月
さらに、オンライン模試には1か月の復習期間がついています。
結果を知って終わりではなく、できるまで繰り返し練習が可能です。
復習期間中は、何度でも模試を再受験したり、弱点を集中的に復習することができます。
これにより、反復練習を通じて確実に学力を高めることができます。
実際にやってみると・・・オンライン模試でしか出来ないことがあるとわかりました
模試(≒入試)の中身がわかる
普段、教室での模試では、全体の流れや概要はわかっても、実際にどんな問題が出るのか、どんな進め方になるのかは見えにくいですよね。
でも、オンライン模試なら、ペーパー試験、口頭試問、制作課題、運動・指示行動、行動観察の全ての内容を直接知ることができます。
これにより、受験準備がより具体的に、安心してできるようになります。
模試(≒入試)で何を見られるのかがわかる
オンライン模試では、採点を保護者が担当する仕組みになっています。
これによって、「この部分が評価されているんだな」がしっかりわかります。
例えば、口頭試問では「質問をしっかり理解できているか」、制作課題では「指示通りに作れるか」、運動・指示行動では「指示にどれだけ素早く反応できるか」など、評価基準が明確になります。
このように日常生活にも役立つアドバイスができるようになるので、家庭学習がより意識的に行えるようになります。
模試でのお子さまの様子がわかる
オンライン模試なら、自宅で試験を受けるので、保護者が直接お子さまの様子を見守れるのが大きなメリットです。
例えば、「意外と口頭試問が得意だったんだ!」とか、「手先の巧緻性は得意だけど、制限時間内に作るのが苦手なんだな」など、普段見えないお子さまの反応や特性を観察できます。
これにより、お子さまの得意な部分や弱点がよくわかり、次に進むためのサポートや練習がしやすくなります。
教室模試との併用で効果倍増!
| 特徴 | オンライン模試 | 教室模試 |
|---|---|---|
| 試験の実施環境 | 自宅でリラックスして受験できる。疲れていても緊張感なく試験に臨める。 | 本番さながらの緊張感を体験できる。試験会場で他のおともだちと一緒に受験することで、実際の試験環境を体験できる。 |
| 試験内容の把握 | ペーパー、口頭試問、制作、運動・指示行動、行動観察全ての内容が事前にわかるため、安心して準備できる。 | 試験の内容は事前にはわからないが、本番さながらの試験進行を体験できる。 |
| 評価基準の理解 | 採点を保護者が担当することで、試験で何が評価されるのか、どの部分が重要なのかが明確にわかる。これにより日常的に活かせるアドバイスができる。 | 模試後のフィードバックを通じて、試験で見られた部分がわかるが、評価基準はわからないこともある。 |
| おともだちとの関わり | 家庭で行うため、おともだちとの協力や集団での活動は体験できない(今回は保護者様と協力していただいた)。 | はじめてのおともだちと一緒に受けることで、協調性や他の子との比較を通じて、社会性を育むことができる。 |
| お子さまの様子 | 保護者が直接試験の様子を観察できるので、子どもの反応や特性を把握しやすい。これにより、弱点補強がしやすくなる。 | 試験中に保護者が直接お子さまの様子を見ることはできないが、試験後にフィードバックを通じてお子さまの反応を確認できる。 |
ふでまる道場からのメッセージ
少しでも皆様の受験対策のサポートになるよう、徹底的に保護者様の声を聞いて作ったオンライン模試です。
この夏、今からできる無理ない対策を増やしたい方、あと1つ模試を増やしたいけど日程的に厳しいという方、平日や土日の朝など試験期間内なら自由に受けられるオンライン模試、ぜひ受けてみませんか?
↓お申込みはこちらから!(申込:7/30まで)↓
皆様のご参加心よりお待ちしております!








