常設展続き。
横の御殿のお雛様も堪能して、
ちょっとした長椅子に平田郷陽の図録?本?が置いてあったので休憩しながらぱらぱら。
よし、続きを・・・と立ち上がって振り返ったそこには!!!
ちょっとピンボケ。
鏡にピント持ってかれてた(笑)
まさかの後ろに、突然に、番組で特集されてた「粧ひ(よそおい)」があるとは!!
後ろにあるとも知らないで先に本で見ちゃってました(笑)
あぁびっくりした・・・と思いながらじっくり鑑賞。
勝手にセルフサプライズ。
昭和6年、2代目平田郷陽の作。
高さ43センチほど。
こんなにガラスがもどかしいと思ったことはない。
このケースの中に立ち込める濃密な空気を直に感じたい・・・。
だって、美しすぎやしませんか。
箱書き?がおもしろかったのでこれも。
昭和だとまだ何とかざっくりとは読めますね(笑)
浮世絵からモチーフを選んで、イメージは商家の24~5歳の女性で、透けた着物にしたかったから大事なところは隠しました、鏡はその時代よりも古いデザインだけど自分の気分だからこれで。みたいな内容。
エロは不滅ということか(笑)
でも、ほんと美しい。
そろそろ紗の修理はしてほしいかも。
戦前のものらしい、日本人形美術院という名前の入った絵はがきをネットで見かけましたが、頭に差してある櫛が違ってたり、小道具が違ってたりしてます。
かみそりと小鉢(水が入ってると思われる)が置いてあるし、鏡も黒漆に蒔絵じゃなくて朱色か茶色のもの。
オリジナルはどんな感じなんだろう。
絵はがきの方が時代的にオリジナルに忠実なのか。
いろいろ気になってきました(笑)
生き人形。
二代目山本福松作。
昭和7~8年、娘をモデルに作ったもの。
火垂るの墓の節子を思い出しました。
リアルすぎてちょっと怖い(笑)
次はいよいよ雛道具のコレクションへ!