福井で僧衣を着て運転したことを理由に僧侶が青切符を切られたニュースがありました。
違反内容は「運転に支障のある和服での運転」ということで、これって着物もダメってことじゃないの?とびっくり仰天です。
たまたま先日法衣?僧衣?を間近で見る機会があったのですが、普通の着物などよりも格段に、ものすごく、身軽で動きやすいものです。
法事に行く途中で、膝下丈の僧衣を着ていたそうです。
僧衣というのが直綴(じきとつ。袖は大きく、プリーツスカートみたいになってる)のことなのか袈裟的なものなのかよくわからないので非常に微妙です。
正式?な場合、金ぴかの修多羅という、重そうな袈裟のようなものを着てたりするのでそれなのか、直綴の袖が腕の長さの倍くらいあるからなのか、いったい何を指しているのか。
運転中だったとのことですし、外から見えない履物が引っ掛かった可能性は低いと思います。
実は、都道府県ごとに違反かどうかは異なっているようです。
基準が曖昧なのはとても困りますよね。
着物で車の運転どころか、自転車に乗ってる方もいらっしゃるのに、着物が動きにくいとは振袖のイメージしかないのだろうかと思ってしまいます。
2011年の知恵袋に女性が着物で運転することはないでしょうし・・・と回答されてる方がいたのにびっくりしたのですが、世の中のイメージはそんなものなんでしょうか。
たすき掛けしてればいいところもあるそうで、袖が邪魔という認識なのでしょうね。
念のために書いておきますと、下駄や草履での運転はダメです。
ちゃんとかかとが固定されるものに履き替えましょう。
ちょっと調べてたら、着物用自転車なるものが発売されているようです。
車じゃなくて自転車ですよ、じてんしゃ。
跨ぐところがかなり低くて乗り降りしやすいようです。
画像はお借りしてます。
KOTO-LX20という型です。
気になる方は調べてみてください。
振袖でまたがってる画像がありましたが・・・たすき掛けは必須かと思います、タイヤに巻き込みそうだし地面に擦りそうだし(笑)