たまに洗濯槽のクリーニングをします。
ボタン押すだけ(笑)
ピロピロワカメと呼ばれるものは見かけないのですが、洗濯後の服やタオルに常にある、パラパラと紛れ込んでいる白い粉に悩まされています。
カリカリの、粉薬くらいの粒。
たまにもう少し大きく、グレーっぽかったり。
洗剤なのかな?と思ったりしてたんですが、液体洗剤を使っていて、乾燥機能もほとんど使わないので洗剤がカリカリになる理由も思い付かず。
思い出した時に気まぐれに調べてまして、何度目かの検索の時、ついにこれかも!という知恵袋に辿り着きました。
同じように洗濯物の白い粉に悩まされている人の質問に、
水道水と洗剤の成分が結びついてアルカリ性の結晶ができているという回答。
まさしくそれのことに違いない!
クエン酸で溶けるとのことで、いろいろ調べると先にいつものクリーニングをすべしとの意見があったので洗濯槽クリーニングを開始。
なんでも、クエン酸とカビ的なものが結びついてドロドロの汚れになるのを防ぐんだとか。
取説通り、衣類用の塩素系漂白剤(液体)を300cc投入して乾燥コースの洗浄もして4時間ほどで終了。
その後、クエン酸(粉)を1カップほど投入して、洗いを選択、このまましばらく回して一時停止をして浸透させて…と思っていた矢先。
事件発生。
クエン酸を測った計量カップをキッチンのスポンジで洗い始めたら、ん?なんだろ?なんか変だぞ?
お茶を飲んだ時の洗い物なんかを一緒にしつつも、なんだかおかしい。
手の中であわあわになっているスポンジを鼻に近付けてみる。
とりあえずいつもニオイで確認するタイプ…。
ん!?
これか?
さっき、塩素系漂白剤も計量カップで測って、軽く水ですすいでこのスポンジで洗ったぞ?
なんかめまいしない?
これはまさか、混ぜるな危険のやつか!?
おぉ、どうする!
ま、まずはスポンジの廃棄だ!
こういう時に限って新しいスポンジはない。
いや、そこじゃない。
ビニールで大丈夫だろうか?
一重、二重、三重と袋を重ね、最終的に5枚くらいになってひとまず。
同時に換気扇も回して、窓も開けて、一旦現場から遠ざかる。
めまいと、息苦しい。
動悸なのか?
でもドキドキというよりは少し息苦しい。
とりあえず検索。
「塩素 酸性 混ざった 対処」
換気とうがいをしろと書いてあったのでうがいをして水をがぶ飲みしながら室内が寒い(換気中)ので寝室に避難。
妙に手足が冷えるし、血圧下がってる?と思いつつ、めまいは悪化しないようで一安心。
リケジョの友人にラインしつつ、目がしばしばするなと気になってたので鼻の粘膜を拭いて、顔も拭いてみたところ、しばしばはおさまる。
暇なので夏目友人帳を読みながら待つ。
このあたりで冷静さを取り戻す。
友人からやっと返事が来たので詳しく説明したところ、どうやら発生したのは気体の塩酸らしい。
塩酸!?
対応合ってたのかな?
粘膜がやられてるから牛乳で保護しろと言うので、ラテ用に買ってあった牛乳をあたためる。
近所のスーパー、震災の影響で牛乳品切れしててドラッグストアまで行って買ってきてたやつ。
あってよかった。
塩酸ならビニール溶けないそうで、反応終わってると思うけど厳重に密閉しておけとのこと。
よかったよかった。
洗濯機どうなった?って思ってる方へ(笑)
洗いの途中でとめてドラムをクエン酸に浸してました。
うがいしたりしながら、たまに一時停止を解除してドラムを回してクエン酸を行き渡らせ、1時間くらい経ったのでとりあえず排水して、普通に洗いから脱水まで空で運転させて終了してみた。
糸屑フィルターのところに結晶がたくさんたまってた(塩素のクリーニングの時にはなかった)から成功と思われます。
もう少し浸けておきたかったんだけどガス発生現場が近かったからとりあえず終わらせることを優先してしまった。待つべきだったか。
ちなみに、洗濯にアルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)とか使ってると発生しやすいそうです、白い粉。
布ナプにだけ使ってるんだけど・・・ちょっと濃度高い液に浸けてるからなぁ・・・。
溶液ごと入れないようにさっと洗い流してるんだけどもうちょっと気を付けよう。
白い粉のことやクエン酸掃除についてはここ(石鹸百科さん)にわかりやすく書かれてました。
今回の犯人たち・・・。
犯人私なんだけどさ・・・(笑)
それにしても、混ぜるな危険って、私みたいに知らぬ間に混ざったり、洗い流すの忘れてて混ざったり、思わぬタイミングで発生するのですね…。
今回、量が少なくて少しの体調の変化で済んだけど、何なら8割くらいは気分的なもの(不安とか)かもしれないし、それでも怖いものですね。
掃除も命がけというお話でした。
翌日、ざらざらした白い粉のついてない洗濯物の気持ちのよいこと!
クエン酸、ありがとう。
ナチュラル系洗剤。
カビ取りもしてくれるそう。