応援してくださった皆様・およびお世話になった関係者の皆様へ



 流原蓮次です。
卒業式を迎え、書き綴らせていただきます。

皆様五年間応援してくださり、本当にありがとうございました。
 五年間、風男塾にいて得たものは何であったか、卒業を迎え一番に浮かんできたことは一つでした。

 純粋な気持ちの大切さ。

僕は活動を通じ、皆様から純粋な気持ちの大切さを得ることが出来たようです。


 それと同時に純粋な気持ちを持ち続けることの難しさも改めて噛み締めました。
 純粋な気持ちを持っていたはずなのに、報われないことがあると、純粋さを馬鹿にし、軽蔑する。
頑張ることがかっこ悪い風潮は報われなかった純粋さの復讐なのでしょうか。

 大人になるにつれ純粋な気持ちを軽視することで、
報われなかった自分を慰めることの意味の無さ

そして、そんなひがみに負けずに屈しない純粋な気持ちが持つパワー。
温かみや活力に気づけたのは、応援してくださった皆様がいるからでした。

 「こうした方が得するから~」
 「こっちのほうが便利だから~」
 大人になるにつれ、利便性ばかりを求めてしまい、初心が何であったかもわからなったことはありませんか?
僕にはあります。手段が目的になることがいくつかありました。
 手段が目的、これは人間関係でも起こり得る不幸です。

気遣いは、他者の為の優しさではなく、自分が嫌われたくないがためのツールでしかなくなってしまう。

 本質から外れてしまった、計算づくの親切。
 親切の意味を勝手に薄汚れたものに変えているのは、
 社会の厳しさでは無く、純粋な気持ちを貫くことを諦めた、自分への言い訳にしか過ぎません。

 僕にとって、一番大切なものは、リアルな気持ちです。

 だからこそ卒業を決意したし
 メンバーの成功を心から願えるし
目標に向かって突き進めるし
 五年間頑張ってこれたのだと思います。
 
 そして純粋な気持ちは僕にとって生きるパワーであり、必要不可欠な本質です。

 純粋な気持ちを持ち続け、前進すること。
 迷いのある人を勇気づけること。
 気持ちから生まれる活力で皆様の人生が豊かになりますよう
 手助けできるような人間になりたいです。


 そのためにも、残りの人生は全て哲学に注ぎます。
その先に、僕の目標があります。

 透明なものは汚れやすいけど、汚されにくい。
 汚れた道路はポイ捨てされやすいけど、綺麗な道はポイ捨てしにくい。
 純粋な気持ちを、自信や誇りに変え、何にも汚されぬことなく、前進していきます。
 また愛魔性!五年間ありがとうございました!
 人生が道であったとしたならば、未来でまた交差できますように。
                           流原蓮次

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