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千原兄弟とフットボールアワーが、毎回ゲストを招きながら実験的な企画を行っていくバラエティー番組『ざっくりハイボール』(テレビ東京系)。『やりすぎコージー』や『アリケン』を生み出した土曜深夜枠で昨年秋から放送開始され、ジワジワ人気が伸びている番組だ。

 中でも人気企画のひとつが「ざっくりカジノ エスカレートクエスチョン」。数人のゲスト同士が酒を飲みながらさまざまなギリギリの質問を投げかけ、手元のボタンで回答していくというもので、「YES」と回答した人数が、質問者の引いたカードに記された人数と一致した場合、質問者に掛け金が配当される。次のプレイヤーはさらに過激な質問をしなければならないというルールだ。
 この人気企画に、人気のグラビアアイドル6名が参戦。前後編に分けて5月6日と12日に放送された。出演者は川村ゆきえ、手島優、辰巳奈都子、愛川ゆず季、木口亜矢、KONAN。AKB48勢のグラビア進出に押されて活躍の場が大幅に減りつつある現役グラドルたちが、生き残りをかけて性のタブーに切り込み、きわどい下ネタに挑んでいる。特に、6日の次週予告で「枕営業をしたことがある」という質問を投げかけたシーンが流れた川村ゆきえは、ネット上で波紋を呼んでいた。

 とはいえ、予告では最大限に煽るのがバラエティーの常。本放送ではそこまで過激なトークは出ないだろうと踏んでいたのだが……。前半戦では、元SDN48のKONANが「プライベートで縄で縛られたことがある人」(YES2人)、辰巳奈都子が「今までお付き合いしてきた彼氏にグラビアポーズで写真を撮らせたことがある」(YES3人)と、それなりにスケベトークが弾んだ。手島優に至っては、「自分のグラビアDVDを見ながらHをする人!」と質問し、回答者が0人だったことに不満気で「え~? 良いもんなのに~」と自爆。

 そして後編では、予告通り川村ゆきえが「お仕事が欲しくて、枕営業をしたことがある人は?」とブッ込んだ。このとき、彼女が引いたカードは3。つまり、川村はメンバー中3人が「枕営業経験アリ」と踏んで、この質問をしたことにある。これにはスタジオが騒然。どう回答していいものか戸惑うグラドルたちを見て、マネジャー陣からNGが入った。これに手島が「でもさ、これ止められたら誰かやってんじゃないのって思うよね。おかしくない?」と突っ込みをいれるも、質問は変更の流れとなった。グラビアアイドルたちにとって、枕営業は彼氏とのセックスや性癖よりもタブーなのだ。

 かつて折原みかが「私はやったことないけど、やってる人はいる」とラジオ番組で暴露したり、眞鍋かをりの事務所独立裁判の中でも取沙汰された“枕営業”問題。番組で質問した川村ゆきえも、デビューから数年後の2005年、事務所移籍に関してモメにモメ、法廷闘争にまで発展して芸能活動禁止を余儀なくされた時期がある。その後、無事に移籍が完了して活動を再開し現在に至るが、移籍のきっかけとしてAV出演を強要されたため、という噂が根強かった。一方で、枕営業をやらされそうになって逃げた、という説もあったが、そのように辛酸を舐めた時期があったからこそ「みんなはどうなの?」と純粋に聞きたかったのかもしれない。

 そんなタブー話をスルーして、一般的な日常ではほとんど語られることのない女性のオナニーについて彼女たちは話し始めた。ある意味、これもかなりのタブーであるが……。

 まず、「この一週間以内にHをしたことがある」という質問に対する回答が0人だったことを踏まえて、手島が4のカードを引いた。手島以外の5人中4人がYESと答える質問は、というところで彼女は「本当にこの人たち地味で彼氏はいないってのはわかってる」と前置きし、「なので、私あえて聞きたいことがある。一週間以内に、一人Hをした人!」と投げかけた。「いないんでしょ? いないんでしょ? いないんだったら!」と興奮する手島、明らかに自分はしている、と言わんばかりである。結果、一週間以内にオナッたグラドルは1人だった。畳み掛けるように「一カ月以内なら?」と質問が続き、これに対する回答はなんと4人。さらに「ひとりHでオモチャを使った」のは2人、木口亜矢の放った「ひとりHを相手に見てもらった」にも2人がYES回答をした。

 意外というわけではないが、グラビアで散々挑発的なポーズをとり、読者を誘惑してくるグラドルたちも実は欲求不満のようである。最後の質問者、愛川ゆず季の「仕事中に、(股間が)ジュワッときたことがある」にも2名がYES。MCの千原ジュニアが「このドスケベェ~!!」と絶叫してコーナーは幕を閉じた。これからはグラビアを開く際、オナニーに勤しむ彼女たちの痴態を妄想してしまいそうだ。






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