安曇野から岐阜に引越しました。

その理由は、3歳の娘のいろはが新しい幼稚園に行きたい!と言い出したからです。

何度理由を聞いても教えてくれない。

『かみさまが言ったらダメというから言えない。』と言うのです。
 



普段、かみさまが…なんて言葉を口に出しません。

いろはが理由を言わなかったのはきっと、

私に伝えるとママが心配するから。
自分が話すことで誰かが傷つくから。

いろははそんな子です。
いつも相手の感情を受け取り先のことを考えて行動します。

お別れ会当日の朝、初めて今日は幼稚園に行きたくない。と言いました。
理由を聞くとしんどいから。

今まで熱が出ても元気で、"しんどい"と口にしたことが初めてでした。

いろはの本心はみんなとお別れするのが寂しいから。
辛くなるから。

お別れ会をするためにみんなが待ってくれていたので、お昼頃に遅れて行きました。

みんなと最後の握手をするとき、いろははみんなと目を合わせることができないほど必死で泣くのを堪えていました。
そんな私が泣いてしまいました。

正直、3歳でこんな辛い思いをさせたくなかったです。
周りにいたお友達も寂しそうにしていて辛かったです。

岐阜の新しい入居の契約が決まっていましたが、
いろはに辛かったら辞めなくてもいいんだよ。と伝えました。

それでも新しい幼稚園に行くと言ったいろはの決意を受け入れて応援したいと思います。

まだ3歳なのに..と考える方がいるかもしれませんが、私はいろはのことを1人の人間として尊重しています。
もちろん無理な時はできないと言います。

毎日のひとつひとつの選択が人生に繋がっています。

今回のことは、転園を悩みましたが自分がいろはに合う環境作りができることだったので引越したばかりの安曇野を出る決意をして、行動に移しました。

いろはが通わせていただいた安曇野の幼稚園は、夏休みを挟んだのでたった3週間でしたが、1年間通ったと思えるぐらい深くて濃い園生活でした。

親身になって関わってくださる園長先生や先生たちと、個性豊かなお母さんたちや可愛らしい子供たちに出会えたのはいろはのおかげです。

安曇野での園生活は、人生にとってかけがえのない思い出です。
きっといろはもそう感じているはずです。

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