海辺のカフカ舞台2019 | 淵澤由樹オフィシャルブログ「フッチーのレトロモダンな生活」Powered by Ameba

海辺のカフカ舞台2019

舞台『海辺のカフカ』を鑑賞。
村上春樹氏の原作に、蜷川幸雄氏演出のこの作品、重く見応えがありました。
今回は寺島しのぶさん×岡本健一さん。
2015年に宮沢りえさん×藤木直人さんバージョンを観ていたので、実は2回目です。

蜷川幸雄さん亡き後、どう演出をするのか、舞台セットは変わるのか。
その点も含めて鑑賞しましたが、全体的印象はあまり変わらず。
大きなアクリルケースのような透明ケースに舞台セットが個々に入って移動する様は、初めて見た時あまりに斬新で驚いたっけ。
バスやトラックもケースの中。時には人までもケースの中。バス入れる必要ある?なんて思いつつ😅

2回目ともあって以前より内容が濃く理解できました。
オイディプス王、源氏物語のベースがあって、
要は息子と母が関係を持つ場面もあるので、
息子を持つ身としては、どうにも感情移入できず😱
共感したら怖い。。。

ただ、熱烈ではないものの、ハルキストの端くれとして、村上作品を舞台で見られて幸せ。