**阿字観(あじかん)**
「阿字観(あじかん)」とは『大日経』において説かれる瞑想法の一つであり、
日本では、平安時代の弘法大師空海によって伝えられたとされています。
瞑想により「世界と自分はひとつである」ことを実感することです。
「阿」という梵字は、梵語の第一字母として、
万物の不生不滅の原理の意味だとされます。
阿字観本尊の梵字で顕される「大日如来」は真言宗において最も重要な仏様で、
あらゆる宗教における神仏は全て大日如来の
顕現でありその身体は宇宙そのものであるとされます。
真言宗の事相では、大日如来を表す梵字が月輪の中
蓮華の上に描かれた軸を見つめて、姿勢と呼吸を整え瞑想する。
元々は真言宗の僧侶が修行の方法として実践していたもので、
真言寺院に伝えられていたと言われています。
空が晴れたり曇ったりするように、心が迷い雲におおわれた時、
心の塵や垢が洗い落とされ、み仏と同じ清浄な心に目ざめると言われます。
**弘法大師**
空海(くうかい)は、平安時代初期の僧です。
弘法大師(こうぼうだいし)の諡号で知られる真言宗の開祖である。
今日称される奈良仏教から平安仏教へと、転換していく流れ、
劈頭に位置し、中国より真言密教をもたらした。
弘法大師は暗記力が優れる功徳を持つ事から、
受験・資格・面接・就職などに、効果があると言われています。
**菱紋**
両端に描かれている菱文様は菱文様は紀元前より見られ、
正倉院の宝物をはじめ、染織物や木工品などにも見られます。
文様である菱紋は、ヒシの実またはヒシの葉を図案化したものと言われています。
ヒシ(菱)は、菱形で両端に逆向きの2本の鋭いトゲがある
硬い実をつける事から、悪を退散させ、魔を除けるとされています。
