ハーフタイム
思わず
いいか、リードは忘れるんだぞ。
と言ってしまった。
いつやられてもおかしくない状況。
自分達を信じて、必死にやるしかない。
全国への道は、細く険しい一本道。
全国制覇を果たした地域のチームでさえ、
翌年は関東予選を突破出来ず。
それ位厳しい。
後半も必死のディフェンス。
シュートの雨を凌ぐ。
さらに残り5分をきって、パワープレーを仕掛けられた。
もうダメだ…。
と思っていた時に決まった、
マツ先生のパワープレー返し。
敵としてこんなに嫌な選手はいないが、
味方になるとこんな頼りになる方はいない。
スタンドにいたサブの選手から
マツさん!
という叫び声が聞こえた時、
勝利を確信した。
タイムアップ。
ついに全国の舞台へ!
ただただ良かった。
それだけです。
ガッツポーズでこちらに応えて下さった、マツ先生。
全国では1勝2敗。
また応援へ行くのを、楽しみにしていよう。
(おしまい)