今日(3月11日)の小樽は、天候晴れのち曇り、最低気温-4.0℃ (00:33)、最高気温6.0℃ (11:55)、最大風速6.6m/s (14:10)、積雪深92cm(12:00)。すっかり暖かくなって、私的にはもう春が来たくらいの気分でいるのだけれど、例えば関東を基準に置けばまだまだ冬の盛りということになるのかな。

 それに、今年はなかなか雪が素直に消えていかない。去年の今日の積雪深は63cmだったから30cmも多い。これは、たくさん積もったから解けるのも遅いということではなくて、解け始める頃になってからも雪が降るためになかなか減っていかないという状態。まあ、天気だからねえ、いつも判で押したようにはならないのは、当たり前といえば当たり前。でも、明らかにお日様は日に日に強くなっていく。

 何から何まで物価高の昨今、高い頃よりも少し値段が下がったのがここ小樽では豚肉。北海道産のもの。北海道産の豚肉は、ノーブランドのものでもアメリカ産よりも明らかにおいしくて、もうアメリカ産を買うことはしていない。それに、アメリカ産の農畜産物って、薬まみれで恐ろしそうだし。日本産が必ずしも安心ということではないけれどね。

 昨日だったかな、その北海道産の豚肉(もも肉薄切り)の安いのを買ってきて、 "しゃぶしゃぶ" にして食べたらとってもおいしかった。しゃぶしゃぶ用の肉となるとちょっと高くなるけれども、私は歯ごたえを好むから普通の薄切り肉の方がいい。

 なんという安直な食べ方(料理)かと思うけれど、水に昆布を入れて沸かして、そこに白菜、キノコ、ネギ、豆腐くらいを入れて、煮たったら肉に火が通るくらいにしゃぶしゃぶとやって、市販のポン酢につけて食べる。簡単でおいしい。

 北海道は牛肉を食べる習慣がないから、大抵の肉料理は豚か鶏になる。その方が経済的にもありがたい。長年豚肉中心の食生活をしているものだから、最近では牛肉がおいしいとも、食べたいとも思わなくなった。体になじまないような気がする。

 なんて書いていると、あいつらに知られて豚舎に放火されるのではないかと不安になってくる。あいつらって誰かは知らないけれど、そんなことがあるや否やも知らないけれど、まあ、陰謀論ということで。

 車を新しめの中古車に替えてから7か月ほどが経過した。ホンダフィット4WDのハイブリッド車。大変に気に入っている。第一は乗り心地が良いこと。クッションがとってもよく利いていて、ガツンガツンこない。

 昔から、トヨタ、日産の車はそうだったのだけれど、その代わり安定性に乏しくて、80km/hにもなると、お尻がむずむずしてくる感じがあった。反対に、ホンダ、マツダ、スバルなどは、ガツンガツンくるけれども、高速安定性が良くて道路に吸い付いているような走りをしてくれた。今度のフィットは、まだ高速でぶっ飛ばすということはしていないのだけれど、今の調子だと高速でも安定していそうだ。なかなかいい。

 フィットのハイブリッドは70km/hくらいまでは完全にモーター駆動で、エンジンは発電に徹するようになっている。これも乗り心地の良さに繋がっている。モーターの動きはガソリンエンジンよりも振動が少ないのだと思う。CVTとの相性もガソリンエンジンより良さそうだ。

 フィットの前は、スバルのレガシィアウトバックという比較的大きな車。4WDの性能はフィットよりも上。安心感というか安定感が違っている。ただし、実用上ではっきりした違いが感じられるほどの悪路は走っていない。つまり、フィットだから脱出できないとかスピンするとかいう目には遭っていない。北海道の普通の圧雪・アイスバーン路面ではフィットでも無難にこなしてくれる。

 あと、フィットの小ささと見切りの良さには感激している。曲がるのでも駐車するのでも、本当に取り回しがしやすい。意外に役に立つのがパーキングセンサー(コーナーセンサー)。60cm以下、35cm以下の2段階で知らせてくれる。今まで車をぶつけたことが2回あって、いずれも駐車場でバックするときにコツンと。2回目はバックカメラがついていたけれども、死角に入っていた。私のフィットには全周囲カメラというのも付いているのだけれども、それよりはパーキングセンサーの方が直感的に分かりやすい。

 私は自分の好みというか、直感というか、自分で考えて物事を決めるせいか、とかく少数派に回りやすい。車に関しても、今までトヨタと日産を買ったことがない。多数派が嫌いということでもないのだけれど、同じ条件だったら少数派に属する方を好むのかな。それでも、スバルからホンダに乗り換えると、ずいぶん多数派になったと感じる。すれ違うときにホンダ車の方がスバル車よりもずっと多く、フィットの方がレガシィよりも圧倒的に多い。少し心強いような気がする。

 少数派であることを気にしないからといって外車を買ったことはない。もちろん、経済的な問題が一番だろうけれど、性能的に外車がいいとも思えない。なにしろ故障のリスクが違う。ホンダ、マツダ、スバル、スバルと40年間乗ったけれど、その間、何かの不具合で整備工場に入れなければ走れないということは一度もなかった。多分、外車ではそうは行かないような気がする。

 外車といえば、徳大寺有恒の「間違いだらけの車選び」(書籍)を思い出す。お話としては面白くて、一時は喜んで読んだものだった。でも、今考えるとドイツのメーカーから資金を得ていたのだろうなあ。とにかく、あり得ないくらいにドイツ車をベタ褒めだったのを思い出す。まだ、日本人全体が世の中の裏に気がついていないときだったから、あんな手口も通用したのだろうと思う。

 少数派といえば、新型コロナ騒動が始まってからは、徹底的に少数派だったように思う。私は当初の2020年1月から懐疑的で、それが少しずつ確信に変わっていくのだけれども、特に最初のうちは孤立無援という感じがした。独りぼっち。

 私からすると不思議で不思議で、どこをどう考えても、新型コロナもワクチンも、政府や河野太郎や医者や小池都知事やマスメディアの言うことは間違いなんだよね。なんだか、ガリレオよろしく「それでも地球は回っている」と言いたくなるような気分だった。

 それでも、少しずつ、少しずつ、コロナやワクチンに疑問を持つ人が増えていって、現在はもう少数派ではなくなっているような気がする。日本政府や医者たちは往生際が悪くてまだ認めないけれど、彼らも気がついていることは間違いない。でも、怖くて認めることができないのだろうねえ。なにしろ日本人を何十万人も殺したのだから白状することが難しい。一体どのような顛末になるのだろうか。私の生きている間に分かるのかなあ。

 もう一つ少数派になったのが、ロシア・ウクライナ紛争。これもまあ、皆さんちょっと考えれば、あるいはちょっと調べれば事の真相に気がつきそうなものだけれど、日本政府とマスメディアの嘘にコロリとだまされたのは、コロナ騒動と全く同じ。

 私は、コロナ騒動に関しては自分でもとっても迷ったけれど、ロシア・ウクライナ紛争に関しては迷いが全くなかった。コロナでの経験があったから「あ、こいつらまた嘘つきやがって」と即座にピンと来た。 "こいつら" というのは日本政府とマスメディア、それに御用専門家ね。

 あとロシアに関しては、長年の交流のせいだろうか、コロナ騒動とは違ってロシアの肩を持つ人が一定数存在した。その人たちが力になっていると感じた。最初コロナの弁護する人はいなかったけれども、ロシアを弁護する人はかなりいた。こういう人たちの力というのはとっても大きい。

 それで思い出すのが参政党。私は当然のこととして参政党を支持した。なにしろ、コロナ騒動できちんと正しいことを主張した政党は参政党しかなかったのだから。ワクチンの問題は人が何十万人も死ぬようなことだから、それだけで十分に支持する理由になった。

 その参政党が最近内部分裂してしまった。私としては「ははあ、引っかかったな」と思っている。CIAなのかな。まあそのあたりなのだろう。見事に軽い方というか頭の弱い方を篭絡して、参政党が大勢力になることを防いだ。残念だったね。という説は私の空想であり、根拠は何もない話なので悪しからず。

 とまあ、何かにつけて少数派に回りやすいのが私なのだけれども、最近一つだけ、ほぼ最初から多数派に属していることがある。それは、岸田総理を批判する一人であること。世論調査の支持率も、これ以上ないくらいに低迷しているからね。国民から完全に愛想を尽かされているというか、総スカン状態にある。

 無理もない。総理自身がほとんど何も考えていないからなあ。考えているのは "アメリカに従っていれば自分は安泰" ということだけ。だからいくらでも、次から次へと売国をする。多分あの様子では、自分が売国をしていることにすら気がついていない。そのくらい鈍い。戦後最低、最悪の総理大臣だね。

 せっかく多数派の一人になったのだけれども、気分はあまり晴れない。岸田総理が総理大臣であること自体が日本の衰退を思わせるからだ。あんな人が総理大臣になれる日本という国がどのような国かと考えると、これはもう相当にまずい。きちんとした人を総理大臣に選ぶことができなくなっているのだから。あるいは、総理大臣をできるほどきちんとした人が日本にいなくなっているのだから。

 どちらにしたところで、今の日本は悪玉菌だらけ。そのうち善玉菌が増えてくるのだろうか、それとも善玉菌はすっかり滅ぼされてしまったのか、まあ、見ていることしかできないけれど、どうなっていくのだろう。