まずは詐欺の定義から。「他人をだまして、金品を奪ったり損害を与えたりすること。」(デジタル大辞泉)、「他人をだまして錯誤に陥れる違法な行為をいう。他人をだますというのは、真実でないことを真実であるとして伝える場合のほかに、真実をあえて隠す場合も含む。」(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)との記載がある。

 日本のマスメディアは嘘ばかり報道しているけれど、その中にいわゆる「報道しない自由」といわれるようなものがある。「真実をあえて隠す場合も含む」という辞典の定義を適用すると、それもれっきとした詐欺になる。刑法でいうところの詐欺ではないとしても放送法違反にはなる。まあ、マスメディアが嘘だらけなのは、SNSをやっている人にとってはもはや常識の観がある。

 世間では統一教会の霊感商法が問題になっているけれども、あれも詐欺だね。ただし、統一教会はアメリカ政府と利害が対立するようになったから悪者にされただけで、そうでなければ同じことをしていても問題とはならない。実際問題として似たようなことをしている宗教団体はいくらでもあると聞く。

 もっと身近でいえば、ほとんどの医者は詐欺師だね。今回の新型コロナ用ワクチンで"ああ、コイツラ本当に詐欺師なんだ"と私は思うようになった。しかも、今回突然詐欺を行うようになったのではない。以前から詐欺をしていたために、今回のワクチン詐欺も平気というのが本当のところ。詐欺慣れしているわけ。

 とはいえ、日本人が医者の詐欺に気がつくのは、この先100年も200年もかかりそうだ。何しろ日本人のレベルと来たら、未開の原住民もビックリというくらいのものだからねえ。最近薬不足が生じていて、カゼ薬なんかも足りないということらしいけれど、全く薬のことを理解していない人がチラホラいる。

 一番アホな人は、薬がカゼを治してくれると思っている。純粋にそう信じ込んでいるから手のつけようがないのだけれど、多くの日本人の認識というのはその程度のもの。だから、「お医者さんにいわれたとおりに、もらった薬を最後まで飲まなくちゃ」などの信仰心を表す。その愚かさに思わず天を仰いでしまう。

 いや、いいんだけどね。「信じる者は救われる」というから。純粋な心の持ち主ということが分かるし、真面目な良い子だから付き合いやすい人だろうし。でも、こういう人は「カゼ薬がカゼを治してくれることは絶対にない」ということを、永久に理解することはないのだろうなあ。未開人だから仕方がないといえば仕方がない。

 そして、未開の原住民を騙し続けている医者というのは徹底的に悪人たちになる。私も今回のワクチンがなければ、こんなに騒ぐことはなかったのだろうけれど、新型コロナ用のワクチン接種は殺人だからね。医者が平気な顔、もっともらしい顔をしながら大量殺人をしているのだからどうしても言いたくなってしまう。

 医者はおそらく祈祷師、占い師の子孫だろうから、職業として成立したその時から詐欺師だったに違いない。現在の祈祷師や占い師は詐欺師ではないけれど、というのも完全に信じ込む人などいないからで、その点人を騙して有害な薬まで使用させる医者は詐欺師になる。詐欺にとどまらず、傷害+殺人を犯している。

 医者も悪いけれど、その医者に悪事を勧めて野放しにしているのが日本政府になる。新型コロナ用ワクチンの認可は、それまでの例から考えると信じられないほど杜撰なものであって、治験が終了していないものを全国民に対して推奨した。実質的にも形式的にも殺人といえる。

 第一の犯人は安倍元総理になる。あの男のデタラメさというのは筆舌に尽くしがたいものがあって、知っている人はとてもよく知っているけれども、知っているのは権力側になるからつまびらかにはされない。それにしても安倍元総理というのは、デタラメさの綱渡りを楽しんでいるところさえあったんじゃないかな。

 父、祖父、大叔父が大物政治家という中で育って、日本という国がすっかり自分のものであると勘違いしたのだろう。自分のものならもっと大切にしそうなものだけれど、オモチャ程度だったのかな。「あ、こわれちゃった」くらいのものだよね。

 その安倍元総理に詐欺と殺人を勧めたのがアメリカになる。トランプやビル・ゲイツなどだよね。アメリカがなぜそんな国になったのかといえば、元をたどればイギリス(大英帝国)になる。大英帝国は大航海時代の世界の覇者だった。世界の覇者になって隆盛を極めた。

 「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」というのは平安時代の権力者藤原道長の歌だけれども、イギリス人はそんなものではなかっただろう。おそらく、自分たちは神だと思ったのではないだろうか。

 なぜ彼らは自分たちを神と思えたかというと、未開の原住民に対して無制限騙し放題という状態だったからだ。うまく騙して、財産を奪い、タダ同然のものを高く売りつけ、奴隷にして働かせるなどのことを未開人に対して際限なく行った。もちろん、殺すことも当たり前。虫けら同然の扱いだよね。殺虫剤で「シュッ」と一吹き。だから日本には原爆が落とされた。現在もワクチンばかりではなく、毒薬まみれの農畜産物がアメリカから日本に押し寄せてきている。

 新型コロナ用ワクチンは、昔のイギリスでいえば"アヘン(
阿片)"と同じ意味を持つ。アヘンは大麻などの生やさしいものではなく、モルヒネなどを含む完全な麻薬。イギリスは中国との貿易において紅茶などの輸入が増えたのだけれども、中国に対して売るものがなく、貿易赤字が増える一方。そこでアヘンを売ることを考えたのだよね。アヘンを中国人に吸わせると中国という国の弱体化も期待できた。

 新型コロナ用ワクチンも全く同じ。アメリカはイギリスの後継者であるだけに、発想も同じになる。輸入大国アメリカは現在技術力を失っており、輸出できるだけの高品質・低価格の製品を作ることができなくなった。貿易赤字は膨らむ一方。そこで、先人であるイギリス人にならって詐欺商法を取り入れたんだな。なんとかしてアヘンを売りつけられないかと考えた。

 そして、アヘンの代わりに生み出されたものが新型コロナ用ワクチンになる。薬の副作用で打った者に深手を追わせ、国ごと弱体化させてしまうというのもアヘンと同じ。本来であれば、日本政府も、医者たちも、声を大にして防がなければならなかった。しかし、植民地の政府が操り人形となり、宗主国のいうがままに自国民を苦しめるというのは昔もあったこと。今の日本はそっくりそのまま植民地の傀儡政権が居座る国になってしまった。う〜む。

 それでも、国民がそのことに薄々でも気付くのであれば救いがあるのだけれど、上で書いたとおり、ワクチンが危険なものであることを察知するためには、この先100年も200年もかかりそうなレベル。「リンダ困っちゃう」の世界。

 馬渕睦夫という人がいる。元駐ウクライナ大使(外交官)で、大変に立派な人であるけれども、定義のはっきりしない、あるいは具体性に欠ける「ディープステート」という言葉を頻繁に持ち出す。私には理解不能なことであり、とするとほとんどの日本人も理解不能に違いない。まあ、悪人には見えず、大きな方向性でいえば私が賛同する点も多々ある人なので、世界を親馬渕派と反馬渕派に分けた場合、私は親馬渕派に入るだろうと勝手に思っている。

 その馬渕元大使が、度々訴えることに「嘘(真実)に気がつくことが大切」というものがある。それによって、問題が解決するというのが馬渕氏の持論になる。これも"ディープステート"のようなもので、具体的に何を言っているのかよく分からないところがあるけれど、上述したイギリス、アメリカの世界覇権を見ていると、「ああ、そういうことなのか」と思わないでもない。

 つまり、大航海時代に出来上がったイギリスの世界覇権はアメリカに引き継がれて現在に至るけれども、その主要な手口、一番の武器は、軍事力や科学力や生産力ではなく、"騙し"や"詐欺"なんだな。軍事力というのはあくまでも補助的な手段になる。

 日本人は精神発達が江戸時代の鎖国によって停止してしまったために、戦国時代の論理から抜け出すことができていない。世界の発達遅滞児とみなしていいように思う。そのため伊藤貫氏にしても、西鋭夫氏にしても、まるで軍事力が全てであるかのような物言いであり、核武装が必須と訴える。

 しかし、核兵器をこれ以上ないくらい保持し、原子力空母を11隻も持っている世界一の軍事大国アメリカが、戦争に弱いことをご存知ないのだろうか。アメリカのベトナム戦争の敗退を見よ、アフガニスタン戦争の敗退を見よ。アメリカの戦力など何の役にも立っていない。

 では、アメリカは何のために莫大な予算を割いて軍事費に費やしているのだろうか。それは、"騙し"や"詐欺"のためといっていい。脅迫のためといったらいいのか、コケ脅しのためといったらいいのか。核兵器のデモンストレーションは広島・長崎で終わった。世界がその威力を知ればそれでよかった。

 英米の基本的な戦略は"騙し"や"詐欺"だから、軍事力も騙しや詐欺に使うものとして存在している。軍事力は「この野郎、お前の国なんか灰にしてやる、皆殺しだ」と脅すためのもので、実際に使うつもりはない。核兵器は現実問題としては使うことができず、通常兵器の戦いでは負けてしまうのだから、アメリカの軍事力には実用性がない。しかし、詐欺を行うための道具としてはそれで十分だ。

 英米が"騙し"や"詐欺"を基本戦略をしているのは、大航海時代において相手が未開の原住民だったことによる。いくらでも騙しが効いた。まともに軍事力を使い始めると、第2次世界大戦や朝鮮戦争、ベトナム戦争などのように、自国の被害も甚大なものになってしまう。騙すのが一番効率的であるというのが、アメリカが世界史から学んだことだった。

 そして、大航海時代の未開人同様騙しやすいのが、現在の日本人になる。アヘン同様「百害あって一利なし」のワクチンを持ち込めば、行列まで作って打ち始めるのだから笑いが止まらない。無制限騙し放題であり、日本政府はいまだにワクチン接種を推奨している。

 ワクチンばかりではない。貿易にしても、軍事支援にしても、騙されるがままにいくらでも金を出す国が日本になる。過酷な増税をして自国民を貧乏にしてまでもアメリカに奉仕する。もちろん政治家などにはリベートが別途たんまり支給される。欧米の大航海時代が、日本に対してだけはタイムスリップして現在も適用されているといえる。嘘(真実)に気づけない未開人であることはつくづく悲しいことだ。