中国にリー・イートン(李一桐)という女優がいる。知らない方はクリックしてYouTubeをご覧いただきたい。傾城一笑の美女である。とにかくかわいい。メチャかわいい。これ以上ないくらいの究極のブリッ子である。「ああ、猫よりも可愛い」と思う。

そもそもは、夕飯どきのテレビがきっかけである。どこのチャンネルもコロナコロナでうざったいったらありゃしない(自分のブログのことはさておいて
口笛 )。仕方がないので、必殺仕事人を見ていたが、それも飽きて、韓国ドラマなんて嫌だしと思い、中国ドラマ(晩媚と影~紅きロマンス)をちょっと見てみた。すると、なんだか可愛い女の子が出ているではないか。

3、4回見ているうちに、こりゃなかなかのものだと思い、ウィキペディア(Wikipedia)を見ると、1990年生まれの29歳。2017年、武侠テレビドラマ『射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー』(金庸原作)の黄蓉役にて有名になったという。

また、「華劇回廊」というwebページによると、10歳のころに、性格を明るくするために、ダンスを習い始め、北京舞蹈学院という専門学校で学んだということである。しかし、それ以上のことはよく分からない。

このリー・イートン、顎の細さは私の嫌いな整形かなと思わないでもない。その他、手を入れているところがあっても不思議はない。しかし、整形嫌いの私をして、そんなことはまあいいではないかと思わせてしまうくらいの可愛らしさがある。それは顔の表情である。

実にクルクルとよく表情を変え、どんな表情をしても可愛らしい。特に目の表情が口ほどにものを言っている。普通整形をすると味気ない顔つきになるものだが、リー・イートンの場合は多彩な表情が命である。しかも、その自分の表情を主体的に操っているように見える。

男の性の悲しさで、この年になっても、なんとなく美人を見ながらボーッとしていたいと思うことがある(まあまあ、そんな汚いものでも見るような目でこっちを見ないでね
ニコニコ)。しかし、そのような美人にはこれまでお目にかかったことがない。でも、この子ならいけるんじゃないかと感じさせる。

私は、「かわいい」というのは日本女性の専売特許かと思ってきた。欧米の美人は皆大人の美人である。体つきも、出るところが出て、引っ込むところが引っ込んでいる美人である。また、中国や韓国は美人かどうかの前に、文化レベルの低さを感じさせられて酔えないところがあった。そうであったところに、日本女性を差し置いて、もはや世界一の美人は中国だと思わせるようなかわいらしい美人の登場である。

私は中国という国は嫌いである。中国といえば、一党独裁、表現の自由なし、専制政治の国であり、このブログのように好き勝手なことを書いていると、すぐに捕まえられて牢獄に繋がれるという国である。文化的にも経済的にも貧しく、後進国で見るべきものがない国である。

と思ってきたが、リー・イートンを見て、今までは自由主義陣営に洗脳されすぎていたかもしれないと思い直した。美人というものは、「はいそれでは美人を作ります」といって出来上がるものではない。金と、文化と、手間が必要である。10年や20年では作ろうと思っても作れるものではない。

リー・イートンのような美人が出てくるためには、リー・イートンの周囲が金持ちであり、自由であり、活気にあふれていなくてはならない。アメリカに勢いのあった頃、アメリカ女性は皆可愛らしかった。表情にあふれていた。「奥様は魔女」のサマンサを思い浮かべていただければいいかもしれない。今の中国も、私の思っていたのとは違って、少なくともリー・イートンの周囲には金と自由と活気と伸び伸びとした文化があるに違いない。美女とは豊かさと贅沢が生み出すものである。

日本人女性が美しかったのはいつだろうか。私は2006年、荒川静香がオリンピックで金メダルを取ったあたりが一番美しかったのではないかと思う。一人の日本人女性が、技術と体力と知性と美的センスなどで完璧な演技を見せ、堂々と世界の頂点に輝いた。今見直しても、全体を通しての際立った美しさに目を奪われる。まやかしではない、表面だけを飾るのではない、本物の美人だった。

一人の荒川静香を生み出すために、どのくらいの金と労力と才能と文化的背景と、要するに国力が必要になることか。ことによると、もう日本には荒川静香のような本物の美人を生み出すだけの国力がないかもしれないと思う。

話が転じるが、かねてよりイギリスのテレビドラマを見て不思議に思っていたことがある。それは、実に見てくれの悪い人物が主役を務めることである。ポアロはチビ、デブ、ハゲ、ミスマープルはヨボヨボのお婆さん、ブラウン神父は太って食い意地の張ったモタモタした人、「シェイクスピア&ハサウェイの事件簿」に出てくる主役は見ているだけで不快になるデブデブの不潔そうな中年男と中年女の組み合わせである。

かつて七つの海を支配したイギリス帝国は、おそらくその最盛期に数多くの美人を輩出したのではないかと思う。しかし、世界一の座をアメリカに奪われて久しくなる。ことによるとイギリス人は悟ったのかもしれない。もう美人でアメリカと競うだけの国力はないと。アメリカに勝つことは不可能であると。

ならば、その反対のところに活路を見出すというのも、一つの戦略かもしれない。日本も、このままずるずると中国に水を開けられていくようだと、美しさで勝負することはできなくなり、醜さに活路を求め出すようになるかもしれない。いや、もうそうなっているのかも。

まあ、それはそれでいいかもしれない。私のような醜い老人にも、ひょっとすると活躍するチャンスが巡ってくるかもしれない。ワクワク、ドキドキ。なーんて。
ウインク

話は最初に戻るが、リー・イートンを自由にできるとしたらどうしたいと思うか。とりあえず、飼いたいと思う。猫よりも可愛いから。1日1回でいいからドレスアップして私のところにやってきて、ニコッとして、クルッと1回転して戻ってもらえればいい。その後のことは、まあ成り行きだね。ラブ

あ、このように思うのは私のせいではないです。男の性が私にそう思えと命令するのです。男の性というのはしょうもないもので、書きたくないことを無理やり書かせられてしまう。私の罪ではないです。ということですからね、誤解しないように。てへぺろあせる

 

(天国で志村けんのバカ殿様が、刀を半分抜いて言ってます。「それで言い逃れたつもりかああ! ふざけんじゃねえ馬鹿野郎 ムキー」と。)