10月が終わらないうちにこれだけは完結させますよ!

 

まずこちらをご覧ください。

 

 
これ、何の数字か知っていますか?
もう、今日のタイトルに入っているので答えは出ていますが、
いま日本人女性の9人に1人が乳がんになる
と言われています。

 

2022年のデータ(正しい数字は集計中でおおよその数字、ということで予測値となっています)ですが、新たに乳がんにかかった方が94300人。

 

ちなみに、2019年は97000人あまりとなっていて、一見減っているように思えるのですが、これは2020年からのコロナ禍で検診を受ける人が減ったことや受診抑制があったために見つかる人が減っているのだろうと言われています。

 

グラフを見ていただくとわかるように、全てのがんの中で女性がかかるのは乳がんが一番多いです。

 

 

次に死亡数を見ていきます。

2022年の、これも予測ですが、15600人ほどが乳がんで亡くなっています。

 

 
ここで気をつけて見て欲しいのは、
乳がんにかかる人はダントツに多いけど、亡くなる人はそこまで多くない、ということです。
 
そして乳がんにかかる人の数ですが、実は年々増えているのです。
先ほど、日本人女性の9人に1人と書きましたが、私が診療放射線技師として働き始めた30年ほど前は
「32人に1人が乳がんになる」

と言われていました。

 

当時は欧米ですでに8人に1人が乳がんにかかっており、日本もいずれその水準に追いつくだろうと言われていたのです(その時から!)。まさにその通りになっています。

 

 

では、その年代でかかりやすいのか。

気をつけるべき年齢は、ということで次のグラフを見ていただくと。

 

 
ちょっと見づらいところもあるでしょうか。
40歳をすぎると急激にかかる人が増えて、40代後半でピークを迎え、60代後半にもまたピークがあるのです。
 
乳がん検診が40歳以上となっているのはこういった理由があるからなのです。
 
もう少しお付き合いください。

 

 

 

 

 

 
ステージ1だとほとんどの人が10年を超えて生存しています。
早く見つければ、長生きできるのですよ。
 
今日は乳がんの現状についてお伝えしました。
もうひとつ、乳がんにまつわるお話が続きます。
 
 
 
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