お久しぶりになってしまいました
至って元気ですが、確定申告(夫の)あり、諸々ありましてUpできる作品もなく放置状態になっていました。
その、諸々のうちのひとつについて書いておきます。
はっきり言って愚痴なんですけどね
愚痴なの、つまんない、と思われたらここでサヨウナラ
私はブログに愚痴は書かないように日頃から心がけていまして(いや、書いてるよ?と思われたらゴメンナサイ、完全に無意識です)、愚痴にもいろいろあって
読む人が共感できる愚痴
読む人が不快になる愚痴
に分かれると思うんです。多くは共感してくれるだろうなと思っても、読み手によってはそう受け取らないこともある。だから控えているのですが。。。
ただこれは教訓として書いて残しておきます。
誰かの何かに役に立つこともあるかもしれないし。
ちょうど1年ほど前、フランス刺繍を通信教育で学んでいました。
それはこちらのカリキュラムです(→★)本科のみで終わっています。
ビーズエンブロイダリーを学ぶ中でフランス刺しゅうの知識の必要性を感じ、やってみました。ところがこれは講師養成講座だったんですね。。。その先に進むつもりが全然なくても修了には思った以上に厳しい指導が待っていました。
ちょこっと学びたいだけならフェリシモの初めてさん向けキットでも買うんだったな、と思ったくらいです
ただ、その中でカリキュラムに入っていた別の刺繍に興味を持ちましてね。
もうちょっと本格的に学んでみたいな、、、という気持ちがふつふつ湧いてきて情報を集め始めました。
そしてよさげなお教室を発見
個人の方がやっている教室で、できればオンラインで、そして協会など団体が絡んでいないもの、という条件にマッチしたクラスでした。
★のリンクを見た方はお分かりでしょうか。
参考図書を上げるならこれになります。
キーワード検索にヒットしないよう本文中ではぼかしておきます。
また、営業妨害になるのでお教室名や先生のお名前は当然書きません。
ちなみに、私が教わった方はもちろんこの著者の方ではなく、お弟子さんなどこの方に関連した人ではないです。そもそも、日本で刺繍を学んだことがないと言っていました(日本人です)。
某SNSで見つけたのですが、とてもとても芸術的な作品を作る方で、こんな風にできるようになれれば!と一瞬夢を見てしまったのですね
Zoomによるオンラインレッスン、テキスト、動画コンテンツ、LINEによる添削と質問受け付け、といった感じで進められました。
事前にこんな感じで進めるということも確認していて、実際その通りでしたが。。
実はレッスン代が高いな、と思っていたんです。これまで受けたレッスンの中でも最高値です。けれども、その分きちんと教えてくださるのだろうと良い方に解釈してしまったのでした。
始まってみると、送られてくる動画コンテンツは1〜2分のものが1〜3本(短っ)
Zoomレッスンは(お値段的に)月に2回なのかと思っていたら月1回であとはLINEでのフォロー。
そして何より驚いたのは。。。レッスン時間は2時間枠で取っていると聞いていたのですが、2時間かけたことが無かったのです
初回こそ「初めまして」もあったので1時間半くらいだったでしょうか、結局4回受講しましたが、回を追うごとに短くなり、最後と決めたレッスンなど2作品の説明のみで実習無し、なんと50分で終わってしまいました。
(基本的にレッスン中は練習はしますが、実際の作品づくりはレッスン後、自分でやる形でした。逆に時間取られる感じ)
レッスンでやる内容も事前に送られてくる動画コンテンツの内容をリアルでやるだけで「動画を事前に送ってくる意味???」と思いましたし、何より早口でボソボソと話されるので聞き取れないことも多々。何度か指摘しましたが、話し方なんて生来身についたものですから本人が治そうと自覚して努力しない限りどうにもならないものですね
作品のキットも、すごく材料がギリギリに用意されていて、布やらレースやらリボンやら、ほとんど余らないし足りなかったことも材料をギリギリに用意するというのは経費としては節約できるのでしょうが、ちょっとどうなの、と感じました。
布の扱いがとても雑だったことも洋裁をするものとしては許せなくて
(実際には違う名前ですが)基礎コース全6回だけでも、と思っていましたが、3回終わった時点で「この内容でこの値段は高すぎる」という気持ちがどんどん大きくなり。
翌月分先払い方式だったので4回目は仕方なく受講しましたが、もう、ここで終わりにしようと秘かに決めての受講がまさかの50分で終了、って小学校かって思いましたよ。
ビーズも洋裁も自分が働いていた時の貯金を削って学んでいますが、夫に「いま教わっている先生はこうでこうでね、レッスン代が。。」と話すと内容もさることながらお値段に驚愕していました
「それってアメリカで著名な先生に教わるピアノのレッスン代並み」
(例えがよく分かりませんが、夫は音楽関係の仕事をしているので自分に分かる基準で言うと、らしいです)
早口すぎて聞き取れない動画コンテンツも一部見てもらいましたが、夫にも「何を言っているか聞き取れないね」と言われました。ヤッパリソウカイ
そこで今日のタイトルです。
「教える」ということ。果たしてこれは人に教える、という態度なのだろうか、ということを昨秋以降ずっと考えていました。この人から学ぼう、と決めたことはその時点での最良の選択だったと思うので後悔はしていません。大きな代償は払いましたがね
長くなりましたけどもう少し。
私がいつもお世話になっていて、とても尊敬しているある先生が最近おっしゃっていたこと。
「やらなければ良かった、と思ったとしたら、それはやってみたから分かったこと」
その先生は基本的に後悔はしないんだそうです。これ、私も同じなのですごく納得しながら読みました。
私の場合は
AかBか迷ったあげく、Aを選んだ。でも上手くいかなかった。
だからといってAを選んだことを後悔はしないし、
Bにしておくんだった、とは思わない。
そりゃ、Bを選んでいたらどうなっていたかな、と思うことも、ものによってはありますよ。だけど、今まで生きてきて自分の選択に後悔したことはないです。なんて言うととっても格好よく見えそうですが
だから今回も、とても大きな代償を払いましたけどやってみたいと思っていたことが少しの間でも学べたので良かったと思っています。実際に学ばなかったら今でも「ああ〜やりたいな、教わりたいな」と思い続けていたでしょうから。
ただ新たな教室を探すエネルギーは無くて、しばし先に挙げた参考本でも見ながら独学でやろうかな、と思っています。市販のキットもあるようですし。
今回から得た教訓。
体験レッスンがある場合は体験をしてから本レッスンに入るか決めると良い。
(私が申し込むときは体験レッスンはやっていなかったのです、今は体験、やっておられます)
お値段が高すぎると感じたときはレッスン内容を事前に事細かく確認しておく。
いやホントにね、この4ヶ月で私が知るビーズの認定講座3〜4つ分のお金を払いましたよ。ほかの受講生はみんな納得して受けているのでしょうか謎だ。
意外と時間を取られてやりたいことが全然できずにいたので、これから盛り返していきたいです。眠っているキット、ルーミング祭り、洋裁も。
今度は何か作品をUpできる・・・かな?
またお付き合いくださいませ