【6月15日週・為替相場展望】今週は「日銀」と「FOMC」が最大の山場

 

今週の為替市場は、16日の日銀金融政策決定会合と、17日のFOMC(米金融政策発表)が最大の注目材料です。

特に今回は、就任後初となるとされるウォーシュFRB議長の記者会見と、FOMC参加者による金利見通し(SEP・ドットチャート)が公表されるため、市場のボラティリティ上昇が警戒されています。


注目ポイント① FOMCでドルの方向性が決まる可能性

今週の主役は17日のFOMCです。

市場は政策金利据え置きをほぼ織り込んでいますが、

  • 年内利下げ回数の見通し

  • インフレ予想

  • 景気見通し

  • ドットチャート

に変化があれば、ドル相場は大きく動く可能性があります。

また、ウォーシュFRB議長が今後の金融政策についてどのような姿勢を示すのかにも注目が集まっています。

もし利下げに慎重な姿勢が示されればドル買い、
逆に景気減速への警戒を強めればドル売りにつながる可能性があります。


注目ポイント② 日銀会合と円相場

16日の日銀会合では政策変更は予想されていません。

ただし、

  • 国債買い入れ方針

  • 物価見通し

  • 円安への認識

などが注目されています。

今回は植田総裁の入院により、内田副総裁が会見を行う予定です。

市場が「追加利上げに前向き」と受け取れば円買い、
慎重姿勢なら円売りが優勢となる可能性があります。


注目ポイント③ ドル円は介入警戒との綱引き

ドル円は依然として高値圏で推移しており、

  • 米金利上昇によるドル買い

  • 日本政府による為替介入警戒

の綱引きが続いています。

FOMC後にドル買いが強まれば再び上値を試す展開も考えられますが、高値追いには介入リスクが付きまといます。


注目ポイント④ 中東情勢と原油価格

イラン情勢の緊張が続いており、原油市場への影響も無視できません。

中東リスクが高まれば、

  • 原油高

  • インフレ再燃懸念

  • 金利高止まり観測

につながり、ドルや金価格の変動要因となります。

今週は地政学リスク関連のヘッドラインにも注意が必要です。


今週の注目スケジュール

16日(火)

  • 日銀金融政策発表

  • 内田日銀副総裁会見

  • RBA金融政策発表

17日(水)

  • 米小売売上高

  • FOMC

  • SEP(ドットチャート)

  • ウォーシュFRB議長会見

18日(木)

  • SNB金融政策発表

  • BOE金融政策発表

  • 米新規失業保険申請件数

19日(金)

  • 日本全国CPI

  • 米国市場休場


今週の総括

今週は「日銀 → FOMC」の流れで相場の方向感が決まる重要な一週間です。

特にドル円は、

①日銀会合

②米小売売上高

③FOMC・SEP・FRB議長会見

という順番で材料が集中するため、週後半に向けて大きく動き出す可能性があります。

ここ数週間続いていた方向感の乏しい相場が終わり、夏相場へ向けた新たなトレンドが生まれるかどうかが最大の見どころとなりそうです。

 

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