夫は優しい人でした


誰に聞いても「優しい」が1番に出てくるんじゃないかなというくらい。たまに怒ることもあるんだけど、人間的に優しいと思っていました。

基本人の悪口は言わないし、私が「絶対おかしい!」と言うことでも、相手側の気持ちを考えて一歩引いて常にモノを見てた。

その度に私はちょっと冷静になり、多角的に物を見ようとするようになった。

こういうことは彼が教えてくれた



多分彼は両親の離婚を経験し、母と兄妹と愛情深い家庭で育った環境が大きいと思う。


私はごくごく平凡な家庭で育ち、

自分なりに色んなことを考え成長してきたけれど、19歳の時に出会った彼とは比にならないくらい私は浅い人生だったなと思った。


でも彼は普通の家庭に憧れていたのか、私の「普通さ」をひっくるめて、とにかく平凡な暮らしが1番いいと言っていた。2人でいる時も、ただ2人でいれれば何もしなくてもいいって。

面倒くさがりなところもあるんだけれど。基本的に小さなことに喜びを感じられる人で、私は彼とその部分に同じ価値観を持っていたと思っていた。


私は実家を離れて一人暮らしして、仕事して、親のありがたみがわかって、田舎の静けさや自然の豊かさの素晴らしさを初めて知った頃だったかもしれない。


空が綺麗だーとか、夕焼けが綺麗とか、桜が咲いたとか、月が綺麗とか…こんなことは、結婚10年経ってもわざわざメールしてやり取りしていた。

ロマンチックに言い合うことはなく、それが良かったな



こんなやり取りを自然に出来る人はパパしかいないから、とても寂しい。


私は今も空を見て、パパを思い出すんだよね

娘も月を見て、空を見てパパお空で何してるのかなーっていつも話してるよ