実家に帰った時、改めて「着物が多いんだなぁ」と思ったことはありませんか?
その時、同時に思うのは「これ全部、母親は本当にこれから着るのだろうか?」という疑問。
お茶やお花、日舞などをやっているのなら、そのような機会があるかもしれません。
今や日常的に着物を着る機会は、すっかり減ってしまいました。
以前は「お嫁入り道具の一つ」として、結婚する時に親が作って持たせた時代がありましたし、
ひと昔前なら、結婚式にお呼ばれした時や入学式・卒業式には着物を着た時代もありました。
しかしながら、現代はどうでしょう?
最近は、お通夜やお葬式でも、喪服を着た人を見ることは稀となりましたね。
では、どうして大事に仕舞ってあるのでしょう?
実家の片付けをお考えの方は、ここからが大事なところです。
これ、本当かなと思うのですが、「着物を手放していいなんて、思わなかった」と多くの人が思っている事実があります。
特に「結婚する時に親が持たせてくれた」「親戚の方の形見分けで頂いた」ものほど手放すことは考えないですね。思い入れがありますので。
さて、その結果どうなるでしょう?
言わずもがな…しまう場所は限られた空間なので、無理に押し込めばぎゅうぎゅう状態!!
「着物用のタンス」や「桐のタンス」が増えて、空間を圧迫します。あるいは、プラスチックケースに保存しているかもしれません。
ひょっとしたら、その中にはあなたが見たことのない柄の着物もあるかもしれませんね。
では、これらの着物を、どうしたらいいのでしょう?
さあ、「実家の片付け」…ここからがお伝えしたいことです。
①まず、見る!
まず、何がどれだけあるか、見てみましょう。是非、お母様とご一緒に。
着物はもちろん、帯、帯締め、紐類、半襟、着物用下着、肌襦袢、裾除け、足袋、カンザシなどの小物、和装用のバッグなど。
それぞれ、仕舞ってある場所が違うかもしれません。
一揃いあるだけで、大変な量ですね、、、
②どうしたいか聞く
お母様に見て貰って、それらをどうしたいか、ご希望を聞いてください。
あまりに大量だと、分からないかもしれませんね。
③残すものを選び抜く
これは、断捨離Ⓡ提唱者やましたひでこの言葉ですが、
断捨離Ⓡとは「管理できる量まで、絞り込むこと、選び残すこと」です。
これから着たい着物というよりも、大好きな着物を選ぶのですよ
さて、ここで言う、管理できる量とは・・・?
「ひとつ」「ふたつ」「みっつ」…はい、みっつまでです。
4つ以上は「たくさん」と言います。
やましたひでこが、よく言っています。
これから着ないとしても、どうしても身近に置きたい着物を3つ選んだらいかがでしょう?
そして、「管理」するということは、ちゃんと「虫干し」することを約束してください。
でないと、着物がかわいそうですもの。
それ以外は、専門店に引き取ってもらう、思い切って捨てる、くらいでしょうか。
着物の専門家に聞いたところ、手入れされてこなかった着物は、縫い目のところに虫が湧くこともあるとか…。そうなったら、引き取って貰えるかどうか、疑問です。
ちなみに私は、着物で締め付けると痒くなるアレルギーのため、断捨離Ⓡを始めた頃に、着物は全て捨てました。
着物を入れる桐の箱×4個も粗大ごみに!
空いたスペースを有効活用して
夫の靴下やハンカチ・帽子を収納
今、私の着物関係は、足袋が一足仕舞ってあるだけです。
(いざという時には、レンタル着物を借りるつもり。そんな方法もあり、ですよ。)
いかがでしたか?「実家の片付け」…今回はテーマを「着物」に絞ってお伝えしました。
私、浜松の断捨離Ⓡトレーナー袴田孝枝は、地元浜松にて「断捨離Ⓡ講座」や「断捨離Ⓡおしゃべりお茶会」を開催しております。
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やましたひでこ公認 浜松の断捨離トレーナー 袴田孝枝より