私に付けられた病名は「抑うつ神経症」、ICD10の正式病名は「気分変調症」である。
 そして現在処方されているのは、ランドセン、ラミクタール、リリカである。
 痛み止めとしてランドセンが処方され数カ月して不安障害となり、心療内科に紹介されラミクタール、リリカが追加された経緯である。
 この3種類の薬は全ては、適応外処方(使用)ではないかと思う。wikipediaによると、「適応外使用は、医薬品を承認されていない効能・効果、あるいは用法・用量で使用することである。日本においては、一部の例外を除き適応外使用は保険適用されない。」とある。
 何故診療現場で適応外の薬が普通に保険適用で処方されているのだろう。
 そして「医薬品を使用して副作用が生じた際に、医薬品副作用被害救済制度があるが、これは用法用量また諸注意を守った適正な使用においてのみ対象となるため、原則的に適応外使用は対象外である。」とも書かれている。
 こんなリスクの高い薬を3種類も処方されている。怖いし理不尽な処方に腹立たしい。

①ランドセンの添付文書に書かれた効果・効能はひらたく言えば「てんかん」である。
 私の場合、最初痛み止めとしてランドセンが1.5mg/dayで処方されたのだが、添付文書では初期用量は0.5mg〜1mgとある。
 効能・効果だけでなく用法・用量にも違反している。
 またこの用法・用量はてんかんを想定して記載されている。痛み止めに処方する場合は更に少ない用量で処方すべきではないのか!
 現在は抑うつ神経症に処方されているが、これま適応外処方となるのではと思う。

②ラミクタールの効果・効能は、「てんかん」と「双極性障害」である。これも適応外処方は明らかである。
 またラミクタールは、抗うつ薬が副作用で服用出来ないので抗うつ薬代わりに処方されたのだけど、私の主訴は不安であり、抗不安作用のないラミクタールを処方する意味はあったのだろうか?
 このラミクタールを服用するのがとても生理的に嫌である。それで体調が良い時に何度もランドセン減薬をしているのに減薬を試みた。そして失敗を繰り返し、ランドセン減薬が大幅に遅れた苦い体験をしている。学習能力が落ちているのも離脱症状のせいか?

③リリカも効果・効能は、「神経障害性疼痛、線維筋痛症に伴う疼痛。」でありこれも適応外処方は明確である。

 リスクの高い適応外処方が診療現場で何故こんなに普通に処方されるのだろう。医師(診断能力のない)の裁量により最低限の歯止めも無視されている。

「日本医師会の簡単なQ&Aのページでは、適応外使用を認めると重大な健康被害が広がる恐れがあるとの、否定的な見解を示している。」との事だがいったいぜんたいどうなっているのか!私の理解を超えている。

小さい秋