5時間の対話~著者研究者編 | 学ぶ、敬う、そして。

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元・片想い日記。遥か昔、大学生の頃、同性の先生に恋をしていました。2010年の初期は、先生への恋路ブログでした。先生への恋は叶わなかったけど、それ以降同性パートナーオンリーの日常です。永らく休眠してましたが、2019年ブログ再開→頓挫→2023ぼちぼち再開。備忘録

(『5時間の対話~他の先生の話編』の続きです。)

 

 

本編
―――――――――――――――

 

 


時間が出来たので、再度本を漁ることに。

 


まずは以前から読みたいと思っていた本を借りる。
それは、ベーシックインカム関連の本。

 


本棚に行って、
「これ、貸してくださーい。」というと、

「いいよ。」と答えてくれる。

 

「最近、ベーシックインカムの本、

 どんどん出てきてるよね。」
「そうみたいですねぇ。あの、講座?

 みたいなのも開かれてますし。」

 

 

 

 

次に、そばにあった別の本を見て、思い出す。
その本は、2年生の頃の授業で、

少しだけ内容を紹介して貰った本。
どこぞの大学の教授が、生徒の論文やレポートを

紹介しているような内容だった。
先生の授業ではそのいくつかのコピーを渡され、

読まされたんだっけ?

 


4年になった私は、結局その本を自分で買って読んだ。
ちなみに私の卒業論文では、
本に少し出てきた生徒(現在は研究員?講師?)の論文を

参考文献として取り挙げている。

 

「卒論で私がよく参照していた著者いたでしょ?

 あの人、これに出てきてるんです。」
 

 

「え?どこ?」
先生はやっぱりそれに気付いてなかったみたい。

「この中では、まだ学生という立場なんですけど・・・」

ページを開いて
「ほら、ここ。」
と示す。


「あ、ほんとだー。」

 


ふんふん、と目を通す先生。
「興味深い著者ですよね?」
「そうだねぇ~。」
けっこう深い返事をしてくれる。

 

 

 


「先生がこの本を紹介してくれてなかったら、
 私は、あの著者のこと知らないまま

 だったかもしれないんですよ~。」

 

 

 


そう、言ってみた。
というか、実はこの一言、1年間ずっと言いたかったから
・・・やっと言えた、という感じだった。

 

 

「だね~。」

先生は少しだけ笑顔を浮かべて、そう答えてくれた。
気持ちが通じたみたいな気分。

すごく嬉しかった・・・。

 

 

 

しばらくして、今度は別の本。
卒論の文献を探している時に、

読みたいと思ったある学会の同人である。
その学会誌は、ネット注文で

手に入れることが出来るのだけどちょっと億劫で・・・。

 

 

 


先生の研究室には、それの号違いがあったのを思い出して
「そこに、▲▲学会の本、ありましたよね?」
と聞いてみる。
尋ねながらその本のそばに行く。
「うん。でも私、

 ▲▲学会に入っているわけじゃないし。
 っていうか、その号は

 知ってる先生が書いてるから買ったの!」
と先生は答える。


彼女の答えを聞きながら、私はその本を手にとる。
サブタイトルを見てびっくりするが
とりあえず、バックナンバー紹介を開いて
「この号は持ってませんか?」と聞く。
が、やっぱり持っていないとの事。


(仕方ない。ネット注文か・・・。)


少し残念。
でも、転んでもただじゃ起き上がらない精神発揮。

 

 

「で、ちなみにこの本の知ってる先生ってどの人ですか?」
と、目次を開いて尋ねる。
「う~ん。この人(一人を指差し)以外は、全員、かな。」

 

 

 

7~8人いる著者のうち、ほぼ全員(リアルでの)知り合いなのだと。
さすが大学の先生である。

 

 

さて、そして、
なぜサブタイトルに私がびっくりしたかというと

 

『レズビアン・スタディーズの・・・(略

 

だったからである。

 

 


先生は、分野的に別に
レズビアン・スタディーズ、ではないはずなのだけど。

業界の中でも近い分野で研究してる人がいると

結局そこまで文献辿らなきゃいけないんだろうなぁ。

 

 

 

先生のメインの分野、研究テーマは知ってるから

こういう書籍が、その研究にも絡んでくる事の壮大さを思うと、

不思議でならなかった。

不思議、というか、

研究というものの奥深さを考えて

気が遠くなりそうだった。

 

別に先生は”マイノリティ”をメインに

研究してるわけではないけど

広く捉えようとしたら、

MANの社会ではWOMANはマイノリティだしな、

と考えてみたり。

 

つまるところ、

はっきりわかりようがないのですが、

事実として、先生の研究室には、

様々なマイノリティの本があります、

ということでした。

 

 

あと、

誤解を招かれていたら、先生に申し訳がたたないので

一応明記しておきますが

 

先生のセクシャリティは、不明です。

 

 

私は一方的に先生を好きですが、

先生自身については、

そういうの、全く判断つきません!

 

というよりも、先生のセクシャリティなど

気にしたことがありません。

 

たとえ聞いたとして、答える必要がないと、はぐらかされる気もします。

何より、先生や私にとっては、レズだストレートだ、なんて

意味がないもののような気がしませんか?

 

 

 

あと、ここではさんざん自分の事をレズレズ言ってる私ですが、

先生の前で「私はレズビアンです」みたいに明言したことも

ないです。

多分、この先も、

そんな話はお互い話題に上がらないと思います。

たとえ、私が先生に想いや、

好きになった経緯を告げる日が来たとしても、

別に、

私がレズだから、

先生の事を好きになったわけでもないですもんね。

 

ちなみに、先生の目には、

私はバイセクシャルと映っているかな?と推測します。

(そこまで厳密にカテゴライズしてないと思うけど/笑)

 

 

それにしても、

研究者達にどれくらい当事者性があるのか

分からない業界だけど

”研究される”側って、なんか居心地わるいなぁ。

 

 

(この記事は、『5時間の概要。』の具体的内容、11章です。)