今回は京都府京都市山科区西野山中臣町
に鎮座します
折上稲荷神社です。
御祭神は倉稲魂神、保食神、稚産霊神


創建は和同4年(711)、西野山の
三の峰に稲荷神が降りられたのと同時に、
神社境内にある稲荷塚にも降りられた
とされており、稲荷山の奥にあることから
伏見稲荷大社の奥宮として創建され
たいわれています。


境内入口


境内はこんな感じ


手水舎


寳大神


境内社


三九朗稲荷神社


稲荷神が降りたとされる稲荷塚


稲荷様の受け脳
木のコブが脳ミソに見えます。


ひょうたん大神



稲荷塚にある境内社


拝殿


本殿と拝殿


御朱印は4種いただきました。
(これ以外にお寺とのコラボ御朱印もあり)





幕末に孝明天皇が即位される際、
側に仕える女官の多くが病に倒れた
ことで天皇即位が危ぶまれました
そこで神社に祈祷が命じられて祈願した
ことで女官は奇跡的に回復し事なきを得て、
孝明天皇は女官たちが今後も元気で
働いてくれるようと神社に「長命箸」を
奉納されました。

これ以降、折上稲荷神社は「働く女性の
守り神」として商売繁盛祈願など女性の
崇尊を集め、J·P·モルガンの甥と結婚した
芸妓であるモルガンお雪も深く信仰して
いたとされます。