今回は静岡県富士市今泉に鎮座します
木之宮神社です。
御祭神は杉桙別命


木の宮さんは、神々の中でも美男子で
利口者でしたが、どうも働くのが嫌いで
毎日大酒を飲んでいました。
ある日のこと、木の宮さんは悪友を誘い、
晩秋の空にくっきり浮かぶ新雪の富士を
仰ぎ、狩りに行きました。結果は上々で、
その夜の酒宴は、いつになく盛んでした。
何時間か過ぎ、酔いつぶれた木の宮さんの
耳元をくすぐる者がいました。うるさいので
払いのけたのですが、また耳をつつきます。
木の宮さんが怒ってはね起きると、足元に
一羽のホオジロがいることに気づきました。
さらに周りを見渡すと、一面が火の海に
なっています。木の宮さんたちの不注意な
残り火で、森や草原は真っ赤な火に包まれて
いきました。命からがら逃げることができた
木の宮さんは自分を助けてくれた小鳥の
ことを思い出し涙を流しました。それ以来、
木の宮さんは酒も狩りもやめ、多くの人たちに
慕われる神様になりました。やがて森にも
緑が戻り、木の宮神社の周辺は小鳥たちの
楽園になりました(富士市のホムペから)

という言い伝えがありますよ。

境内入口


参道沿いに鳥居と石碑


二の鳥居?



狛犬と富士市の景色


変わった感じの境内です。




手水舎


境内社


拝殿


御朱印は書置きをいただけます。
毎月15日に月次祭があるようです。


しかし、印が押されてなかった!
(本当は印は押してもらえます)
なので自分がいただいたのは
御朱印ではないですね……まぁいいか