今回は千葉県館山市洲崎に鎮座します
洲崎神社です。
安房国の一の宮になります。
御祭神は天比理乃咩命


神武天皇の御代、安房忌部一族の祖
天富命が勅命を受け四国の忌部族を率いて
房総半島を開拓され、忌部族の総祖神
天太玉命の后神、天比理乃咩命を祀ったの
始まりです。

治承4年(1180)石橋山の合戦に敗れ
房総半島に逃げてきた源頼朝公は、
先ず当社に参詣し源氏の再興を祈願
しました。

境内入口
辺りの御手洗山は洲崎神社の鎮神域と
して斧が入れられたことがないことから、
自然林として保たれていて、千葉県の
天然記念物に指定されています。



参拝前に海側にある一の鳥居と
御神石を見に行きます。
一の鳥居(浜鳥居)


御神石
竜宮から洲崎大明神に奉納された二つの
ひとつとされ、もうひとつは対岸の三浦
半島にある安房口神社にあり、安房口神社
のは口が開いていることから「阿形」に、
洲崎神社の石が口を閉じたように裂け目が
あることから「吽形」とたとえられ、
東京湾の入り口を守るように祀られています。


二の鳥居


巨大な蘇鉄


手水舎


随身門


急な階段…厄祓坂と呼ばれています。


稲荷社


石祠


金比羅神社


長宮


富士見鳥居
天気悪く富士山は見えませんでした……



本殿は延宝年間(1673~1681)の造営と
され、江戸時代中期以降に大規模な修理が
行われています。市の文化財です。



拝殿



社務所に人が居られたので
直書きで御朱印頂きました。


書置きですが、こちらも頂きました。