興味深かったのが、もう一つ。アロマザリングのお話。

お恥ずかしながら、アロマザリングと聞いて、アロマテラピー?なんて思ってしまいましたが、

ママ以外の養育行動っていうことのようです。

 

動物行動学の教授がお話していらっしゃいました。人はサルとのこと。

児相にいると、愛着形成の問題について勉強することが多くあります。でも、臨床心理学以外の分野から

子育てを見つめるとどう見えるのかを知るのは、視点が広がって良いなあと思いました。

 

サークルオブセキュリティの安心感の輪について

子どもがママを安全基地として離れていき、また心配になるとママのところに戻るという求心性が強調されるけど、

人は遠心性も持っている。求心性と遠心性の本能がある。

もっと遠心性についても良い意味で捉えたらどうでしょうかとおっしゃっていました。

私は、不安になった時に「怖かったよー」って戻ることができる安全基地の養育者について大きく考えていました。

 

これまで、私は求心性に目を向けすぎていたのかも。

自分の子でも、いつになく「おかーさーん」とひっついてきたり、赤ちゃん返りのようにおっぱいを欲しがっている時に、十分にその気持ちを満たしてあげようと、抱きしめたり気持ちを代弁したりしてきました。

逆に、子どもが一人で暗い部屋に行けたとか、保育園の時ママとすぐに離れられた時に、この子の気持ちを求心性の時ほど感じてあげていなかったかもと。あー楽になった〜とか、なんかママの方がちょっとさみしいなとか思ったように思い、自分の気持ち優先でした。

 

赤ちゃん返りのような求心の状態の時はぐずっていたりしてネガティブな思いがありそうだからこそ、丁寧に話を聞いたりスキンシップを取ったりするのですが、子どもが遠心性の希求によって、一歩冒険できた時等にも一言気持ちを代弁してあげると良いのかなあなんて思いました。

 

それから、ヒトはみんなで子育てする生き物だそうです。

お乳のタンパク量が他のサルよりも少ないから、ゆっくり育つのに、繁殖スピードは早いから、子どもを複数抱えて子育てする必要があるから。

核家族の場合、パパがアロマザリング頑張らないといけないとのこと。

分かる。ほんとワンオペ大変ですよね。

 

自分の子育ても振り返る機会となりました。