同僚の場合:
彼は「自分なりの公平さ」を強く追求するタイプで、その「公平」は多くの場合「自分にとって都合の良い公平さ」です。
そして、自分自身の不公平な行動については、意識的にも無意識的にも見落としがちです。

7番の同僚は、「公平さ」に対して極端なこだわりを持っています(しかし、私たちから見るとそれは「自分に都合の良い公平さ」)。
仕事の中で彼と関わると、私が他の同僚と少し話しただけで、「あなたは仕事が少なくて暇なんだね」と信じてる、けど、彼自身はよくおしゃべりをしていて、他部署の上司からも「よく給湯室で見かける」と言われるほどです。
もちろん、それは雑談しているからなのですが、彼はそれを全く問題だとは思っていません。

また、会社で在庫処分のセールがあると、性能が良くて価格も手頃なものをすぐに買っていきます。
ある日、彼は市価の5割ほどの価格で性能の良いA商品を購入しました。
1ヶ月後、別の同僚が性能は少し劣るものの、市価の3割で別の商品を買いました。
すると彼は「なぜ自分は5割でしか買えなかったのに、あの人は3割で買えるのか」と、在庫処分の担当者にクレームを入れました。
担当者が「性能が違うからです」と説明しても納得せず、さらにその担当者の上司にまで訴え出ました。
その結果、その3割で買った同僚が「差額を追徴」されることになり、結局その人は性能の劣る商品を5割の値段で買わされる羽目になりました。
7の同僚は満足しましたが、巻き込まれた同僚は非常に理不尽な思いをしました。

人それぞれ状況は違いますが、自分の置かれている環境に合わせて、相手の心理や傾向を理解し、どのように接すれば良い方向へ進むのかを知ることができれば、物事はよりスムーズに運び、私自身も多くの方法を試して、心は軽くなります。
それには、日々の観察と小さな調整の積み重ねが大切だと思います。