2010年9月
とりあえず退院はしたが
私はこの時の精神状態は最悪だった。
まず生検の結果がなかなか出ないことでイライラ
結果が出ないと病名が確定しないし、
治療も始められない。
そして病名が分かったとしても
その後の治療がとても険しいこと。
予後不良すなわち治る見込みが低いということ。
治らなければ待つのは死だ。
この時初めて私は死ぬかもしれないと思った。
しかし体調が安定していたので
またもや全然実感がわかなかった。
わたし何か普通の人と変わらないですけど
あと家族が切羽詰まっているのを見るのが辛かった。
娘は肺炎で入院。
旦那は娘の付き添い、仕事でいっぱいいっぱい。
母は娘の付き添いと、私の事でいっぱいいっぱい。
そして私は母親なのに娘の付き添いも面会も出来ず。
体調は安定していたが
入院で体力が落ちてしまい家のことも少ししか出来ない。
私って周りに迷惑ばかりかけている。
それならいないほうがいいんじゃないかと考えることもあった。
死ぬしか道がないなら
何もせずにその時を待ったほうがいいのかなじゃないか。
きつい治療を受ける意味があるのか?
考えはどんどんマイナス思考へ。