久しぶりの雨

陳司敗問、昭公知禮乎、孔子對曰、知禮、孔子退、揖巫馬期而進之曰、吾聞、君子不党、君子亦党乎、君取於呉、爲同姓謂之呉孟子、君而知禮、敦不知禮、巫馬期以告、子曰、丘也幸、苟有過、人必知之、

陳の司敗(しはい)問う、昭公は礼を知れるか。孔子対(こた)えて曰(のたま)わく、礼を知れり。孔子退く。巫馬期(ふばき)を揖(ゆう)してこれを進めて曰(い)わく、吾れ聞く、君子は党(とう)せずと。君子も亦た党するか。君、呉(ご)に取(めと)れり。同姓なるが為めにこれを呉孟子と謂う。君にして礼を知らば、敦(たれ)か礼を知らざらん。巫馬期、以て告(もう)す。子の曰(のたま)わく、丘(きゅう)や幸(さいわ)いなり、苟(いやしく)も過(あやま)ちあれば、人必らずこれを知る。

述而第七



今日は朝から久しぶりの曇り、そして雨。また過てる日の空。まるで今日を知っているかのように。