昨日のアクセス数が過去最高の78になった。いったいどんな偶然が重なったのだろうか。

それはさておき、前回のっけておいた駿台全国判定模試の資料冊子をチェックしてみた。

予想通り地理は2位で載っただけでなく、一応総合でも載った。

ふと、知り合い具合が気になって、新潟県出身者を探してみた。

…少ない!

総合上位から探してみるのだが、東大型では出てこない。

教科別も合計しても「新潟」は7回しか出てこない。

しかもうち4回は理系、文系は自分を除くと1回しか出てこない。

どうしてしまったのだ新潟県。特に文系。

子供の数が数分の1の島根や福井にも負けそうだぞ。

参加高校が少ないだけか?

中堅が頑張っていて県平均は全国平均以上というのならいいのだが。



話題を変えて、

寮の友人から以前貸した本を返してもらい、さらに本を一冊借りてきた。
借りたのは、自分たちが通っている予備校の講師が社会人向けに書いた本。予備校講師というのはこういう本もかくのか。

返してもらったのは、ロバート・キヨサキ『金持ち父さん 貧乏父さん』(筑摩書房、2000.11.15)

書店の資産運用コーナーの一角をこのシリーズが占領している。

日本国内300万部、世界で2800万部というので買ってみた。

この本が最も売れていたのは、小泉竹中路線がさかんで、マスコミがホリエモンや村上義彰を持ち上げていた頃だ。

同じコーナーの資産運用入門書には、この本に触発されて投資をはじめた、と書かれていた。

この本が当時の流れに少なからぬ影響を与えたのは間違いないと思われる。

というわけで、流行本を一周遅れで読むという、いつもの変な趣味に取りかかった。

確かに、この本には共感できる点、否定できない点は多い。

けれど、この本が示す現状打開策には、強烈な違和感を感じた。何か相容れないところがあった。
買った時は読み終わると友人に貸してしまった。
今度はその後読んだ本や小論文の授業で習ったことも参考に読んでみようと思う。

この本に飛びついた人の中に少なからずいるだろう、資産運用が経済活動の中核だと思ったいる人々の思考パターンを理解する助けになるかもしれない。