10月、もう10月…

今日は霧雨だった。
降るのではなく、一面を覆った。本当の霧のように。

さて乱読の現状報告。

坪内逍遥『小説神髄』(岩波文庫版)を買ってきた。といっても、友人に代わって探してきたのだけれど。

自分の本ではないけれど、そんなことは関係なく勝手に読んでみる。

すぐに飛び出す、日本の中古、中世、近世そして近代の作家、物語、戯作、詩歌。

古代ギリシア・ローマから近代英米仏独の詩、小説、文学論。

さらには明清の小説。

翻訳語の元の英単語を注で見てもあやふやにしか意味がわからない。

近代文語文、日本史、世界史、英語の勉強が足りないみたいだ。反省。

諸言と少しを読んだだけで友人に渡してしまった。いつかまた借りて挑戦しよう。

そのいつかはたいてい永久に来ないのだけれど。

この前なぜだか買ってきた『アンネの日記』は半分以上読んだ。

ふと日付を確かめると、全体の半分以上が最後の約9ヵ月で書かれている。

内容も、その頃にある1つの出来事があってから、大きく変わっている。

そこまでの部分では、私から見て「子供」だった内容が、私と比べてかなり大人になっている。

一人の人間の内面の成長を紙の上に投影するとこうなるのか。

いつまで経っても全く進歩が見られないのもいるが…(ここに約1名)

そう、今自分が本当にここに報告すべきなのはこんなことではない。日曜日にあった駿台全国模試だ。

けれど、未だに自己採点も終わっていない。

あまりにも散々な結果だったので。

自己採点をせねば、逃げても現実は変わらない。というのは認めなければならのだが・・・。