贔屓の魅力。
このように題打って、花組の某男役さんについて気持ち悪いほどの好き好きポイントを挙げました。
今回は、大好きな娘役さん、花組 99期 凛乃しづかさんについて語ります。
当然ですが、贔屓なのでこちらもやっぱり好き好きポイントしか述べません。
まずは、簡単に凛乃さんの立ち位置について。
99期は、今年度の大劇場公演を最後に新人公演を卒業する期です。
新公のヒロイン経験者の数もそこそこ。各組で活躍されているのですが、この先99期からトップ娘役出るか?と問われると、う〜ん…おそらくそれは厳しいと思われます。と答えてしまうと思います。
トップ路線ではないけれど、組を支える重要な役割がある中堅層の娘役さん。
これからが正念場というか、ファンとしてはもしかしたら今が1番見ていて楽しい時期かもしれません。だからこそ、一本物よりもショーを観たい!!と強く願っているのですが…
ご本人の意向が1番だとは思いますが、娘役でここまでくると、残りたい!という気持ちだけで宝塚に残るわけにもいかないでしょうし、各組を見渡しても実力と際立つ魅力がある方ばかりだなあと感じます。
男役さんと違い、とにかく成熟が早く、劇団の新陳代謝のペースも速いのが娘役…。
ただでさえ短いタカラジェンヌ生命ですが、娘役ファンはほんっっとうに短いことを覚悟して応援せざるを得ません。
たがら、まず私が凛乃さんに対して思うのは、ここまで残ってくださってありがとうございます…という感謝。
だって、どう考えても"タカラジェンヌ"というだけで、明らかに楽な道のりではないですものね。。。
また、凛乃さんは花組先代トップの明日海さんファンであることを公言していることを知っていたので、明日海さんと共に宝塚を去ってしまうのでは…?とかなりソワソワしていた時期がありました。(短い期間でしたが)
だからトップさんを見送って、娘役として更にその道を突き進もうと決めたりんのさんには、ファンとして感謝しかないのです。
と、ここまでは前置き。
ここから、贔屓の魅力について語ります。
とにもかくにも、凛乃しづかを語る上で絶対に抜かせないのがダンス。
まぁ〜〜その動きの美しいこと!!!!
もう、大好物なのです!!!
どちらかといえば、力強さよりも柔らか
さ、キレの良さよりもしなやかさが目に飛び込んできます。
宝塚はあらゆるダンスをこなさなければならないので、きっと想像以上に大変だと思うのですが、良い意味で何を踊ってもその柔らかさやしなやかさが残る動きが私はとても好きです…。
彼女を見ていると、あぁ、、宝塚の娘役さんを見ている、、、と実感するのです。
そして、これも言わずには居られない!!スタイルの良さ。
宝塚はスタイルの良い人ばかりを集めた集団なので、当然といえば当然ですし、周りもみんなスタイルがいいから、ついついそれを当たり前のように受け取ってしまうのですが…。
いや、腕の長さよ…
いや、指の長さよ…
もう、一目見て分かる。
人間、ここが長いと美しいよねというところが全部長い。
だから、努力で得たダンスと生来のスタイルの良さが相まって、ますます美しいものに見えるのです。
ボディメイク、ある程度のところまでは努力でも出来そうですが、骨だけはもう遺伝だからどうしようもないですよね。
私はどちらかというと肝心なあちこちが短いタイプなので、単純に羨ましいなと思うのです。
彼女のあの骨格はとてもいい…
これらに加わる最強の要素。
そう、人柄!
なんていいながら、一介のファンにはonの時しか様子はわからないのですが
割とはじめの頃から思っていました。
元星組トップ娘役の妃海風さんを彷彿とさせるものがあります。
タカラジェンヌ様なのに気取っていなくて、さっぱりした方。
お話の展開が上手いのは、やはり関西人だからなの!?と関東民の私は驚嘆してしまいます。
彼女がまとっている圧倒的な陽のオーラはやっぱり素敵だなあと思うのです。
ちょっと前に見た元花組99期男役さんのチャンネル。
その中で、"お母さん"と紹介されていたのが印象的でした。
"お母さん"。
この一語が、彼女の人柄を表しているような気がします。
出来ることなら、ずっとずっと見ていたい。
でも、そうはいかないのが宝塚。
いつかくるその日まで、舞台でのそのお姿を目に焼き付けようと思っています。