ありがたく、友の会が当ててくれたチケットで千秋楽を観てきました。


東京の初日以来の宙組さん。
初日と千秋楽のサンドイッチで観られるなんて滅多にないですよね。

そもそも私は平日フルタイム勤務なので、基本的に金曜にある初日は観られるはずはなく…。
千秋楽は東京なら日曜ですが、そもそもチケットがないですものねアセアセ


ありがたや〜なんまいだ〜お願い(他組ネタ)





さて。

2回目のエルハポンとアクアヴィーテ、とにかくめちゃくちゃ楽しかったです!


これはいっっつも思うのですが、宝塚のお芝居は1回目イマイチ…と思っても複数回観るとなぜか楽しくなってくるの、不思議ですよね。この現象に名付けをしたいくらい、宝塚では割とよくあることのような気がします。


そう思わせる理由の一つに、やはり「出演者」は欠かせません。

①出演者、多い。

年間通じて多少の変動はあるし、組の人数も多少の偏りがありますが一組あたり大体80人前後?

こんなに人的に豊富な舞台、他には中々ないですよね。

まず、人海戦術!!みたいな場面は、無条件に興奮してしまいます。エルハポンのあの長いプロローグでも、やたらと踊る人がいて、誰をみても楽しい…!



かと思えば、メインのお芝居の脇や背後でちょっとした芝居があって。
観るたびに新しい発見があります。



② スターさん達へのあてがき脚本

そうならない場合もありますが…。

今回の公演で言えば、トップ真風さんと2番手芹香さんの関係性がなんというか…イイグッ
通常は2番手男役が美味しい悪役にまわることが多いですが、今回は違いました。

ラストにあるお二人のセリフの軽妙なやりとりにクスッとしてしまうのは、治道とアレハンドロの背後にゆりかさんとキキちゃんが見えたからというのもある気がします。

他の組にはない、2番手との近い距離感もたまりませんよね〜。



③  次の照準はスター。

1回目は、90分という短時間にギュッと詰めたストーリーを追うのに精一杯なところ、ありませんか?
私はあります。贔屓が居ない組を観るときは特に。

それが、2回目になると、大筋が分かっているから、人を観る余裕が生まれます。
ストーリーを追っていたあのときとはもう違う私です。そう、今日はスターさんたちを追います。


あ!◯◯さんがここに!!

え!◯◯さんがバイトしてる!!

あの可愛い娘役さんは…!?


のような。
今日は人を観るぞ!と意識しているわけではなく、自然とより多くのスターさんたちの方へ目が行くのです。



では、今回の私のお芝居での照準はどこだったかと言うと…


① プロローグ 和希そらさん
 殿に斬りかかる役だということを知ったので、2回目は初めからそらさんを追いまくる。
この方、やはり運動神経抜群な動き…!!

② とにかく、じゅんこさん!
 いや〜やっぱり、英真さんのお芝居ってすごくいいですよね。これぞ専科!!
ひたすら悪い、息子にも嫌がられる腐りっぷりは、普段の様子からはまるで想像がつきません。

お稽古場でねねちゃんと一緒にメェ〜メェと歌ってるにこやかなじゅんこさんが好きすぎて…!

そのギャップに痺れます。。。



③ アレハンドロ様
キキさん、すんごいカッコいい!!
終わりになるにつれてどんどん喋りが増えるので、前半は立ち位置やら動きやらからアレハンドロという人を捉えるのが楽しかったです。
あと、単純にあの黄緑?の衣装が好き。







アクアヴィーテは、千秋楽ならではの圧倒的な盛り上がり!!
これでこそショー!!
これてこそ千秋楽!!

客席の拍手もめちゃくちゃ熱いので、その中にいるだけでもう〜楽しいのなんの!!
千秋楽は基本的に熱いファンばかりが集結しますものね。そして、泣いても笑ってもこれがラストだから、ここぞとばかりに盛り上げまくる!!


行ったことがないので分かりませんが、この雰囲気はアイドルのコンサートに近いものがあるのでは??


個人的には、プロローグから主題歌にかけてが至高。

舞台セットも面白いし、振付もクセがあって楽しいです。
脚長めの宙組だからなのか、いや、そんな理由ではないと思いますが、やたら脚を上げる振付がまたイイグッ
とにかく、すんごい脚をアピールしてきます。

みんなでバチバチウインクしちゃうのも、ミラーボールがやたら回転するのも、ああ〜!私ショー観てるっ!!という感覚を高めてくれます。

2回の客席降りがありますが、これまで時々感じていた2階席取り残された感も少なくて、これもまた良かったです。


とにかく、めーっちゃ楽しかった!!



藤井先生がはいからさんの後の花組に来てくださると分かった今、期待値がぐんぐん上がっております。

ショーがやっぱり楽しい!!





最近は上手の席で観ることが多いので、たまには下手からも観たいな…なんて、贅沢ですよねアセアセ






千秋楽なので、ショーのあとにはご挨拶。




退団者93,94,95期って、中々の集中っぷり。
しかも、皆さんこぞって実力者なので今更ながらこれは大変ガーンとなりました。







ところで。

終演時間、実際はもう少し早かったような…。多めに見積もってあるのですかね。

皆さんお帰りの新幹線やら飛行機やらの都合もあるでしょうし…この配慮はありがたい…のかな?
いや、当日貼り出されてもあまり意味はないか。
千秋楽の終演時間って読めないですよね…出来る限り遅めの時間で取るしかないのか??










次はいよいよ、のりにのった雪組さんが東京にやってきます!!






♪アメリカン ユニークななんちゃら…



アクアヴィーテの余韻がすごいです。。。