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頻脈時の対応について
前回投稿しました。


するともうひとつ質問がきました。






















そういうわけで、今回は徐脈について

述べていきますね。


私の経験と学習に基づく

個人的な意見ですので

ご参考程度にご覧ください。




徐脈とは、遅いリズムの脈拍のこと。

脈拍の正常値は60回/分〜100回/分。

徐脈は、60回/分未満の脈拍をいいます。



問題視されない洞性徐脈の人も

世の中にはいっぱいいまして、

私も洞性徐脈です。

安静時の脈拍が51回/分とかです。

・・元気です。

まれに50を切ることもありますが、

私の場合は病的徐脈とはいえません。





異常な徐脈かどうかの判断

その人のいつもの脈拍数にもよります。

いつもの脈拍数よりも少ない時は

観察の強化が必要ですね。


いつも、安静時の脈拍70回/分以上の

患者さんが、50回/分以下になってたら・・。

何かが起こっている可能性があります。

(入眠時はこの限りではないです。)





また、通常の脈拍に関係なく、

40回/分台より以下の徐脈は
異常です。






 

さて

対応はどうしたらよいか?


基本的に、不整脈時の対応は



頻脈徐脈も一緒なのです。









なんらかの症状があれば、

様子を見ている余裕はありません。

徐脈により心不全をきたす恐れあり。

医療機関への受診をお勧めします。








また、高度な徐脈の際には

こんな症状にも注意が必要です。




もう、これは

救急車呼びましょう。

失神発作があれば、迷わず119番!





無症状の徐脈であっても、

いつかもより明らかに脈拍が少なかったり、

40回/分台を下回る脈拍なら

早めの受診をお勧めします。

不整脈は、受診しないと診断できない!

急変してからでは遅いです。


迷った時は、かかりつけの病院

7119 にお電話して

受診相談をすると良いとおもいます。







以上、簡単ながら不整脈時の対応について

書いてみました・・・。

ご参考までに。












✨✨✨✨✨✨✨✨✨


治療を頑張っていらっしゃる皆様、

日々心を込めてケアしてるナースの皆様

応援してます。


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨









※注釈※
「アダムスストークス発作」という単語は、

以前は高度徐脈時の失神発作を指していました。

最近では頻脈時に起こる一過性脳虚血にも

使用される単語のようです。

日本救急医学会のホームページに

書いてありました。

知らなかったよ〜。










✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨



読んで下さり ありがとうございましたショボーン