アラフィフ主婦の日常ブログです。

合い言葉は

「今日も良い日になるようにやってみるわ」。

今週はずっと忙しく身体も時間もキツイ。

よく平日頑張ったー

あと残すは土日。



さらりと読書感想④のお時間。
再読本。

14歳、明日の時間割

主人公が時間割ごとに変わる短編たち。

放課後は番外編みたいな立ち位置で

担任の先生が主人公。


バレンタイン?何それ?

二月十四日は、

山本周五郎の命日以外の

何ものでもないっ。

樅の木でも食っとれっ


地球の時間軸がおかしい。


もっと心の深いところが震えたんだ。

生きているんだ、と。

生きものは、死ぬ瞬間までは、

生きているんだな、と。

どんな姿になっても、

命の砂時計の最後のひと粒が

落ちきる瞬間までは生きているんだよ。


作者、鈴木るりかさんの書く

ちょっとしたフレーズに

ついにやりとしたり

しみじみしたりしてしまう。

あー自分、こんなのが好きなんだな

と、

ずっと年下の子が書く文から教えられる。



「14歳、明日の時間割」
鈴木るりか 著
小学館


さよなら、田中さん

少し前に、

「太陽はひとりぼっち」を読んだが

その中で

遠くの中学校(寮制)でくらす

三上くんという男の子が

主人公花実と寄席を見に行く…

というお話があったのだ。はて、

この三上くんってなんで

花実と同じ地区に住んでいるのに

わざわざあっちの中学に行ったんだっけ…

何かあったはずなのに

忘れているような気がする…と

思っていたら。

この題名「さよなら、田中さん」は

三上くんの言葉だったんだ。失念。


三上くんは厳しいお母さんに
私立中学を受けさせられたが
全滅し、
お母さんが
どうしようもない人間だとか
努力できない人間は生きていても仕方ない
とか
数々の暴言を吐き、
勝手に寮制の中学に入学を決めて
しまうのだ…
三上くんは反抗もせず自分を責め、
出来のいいお兄ちゃんお姉ちゃんと
3人で泣く姿は
こちらも本当に切なくなった。

橋の上から川を見ていた三上くんに
花実のお母さんがかけた
この言葉。

もし

死にたいくらい

悲しいことがあったら、

とりあえずメシを食え。

そして一食食ったら、

その一食分だけ生きてみろ。

これがやっぱり、この本のMVPにっこり



「さよなら、田中さん」
鈴木るりか 著
小学館




今日は折り、病院、折りで
1時半から配布スタート、
4時半終了。もう立てない。足いたい。
これから食器洗って風呂洗って
なんて
考えたくないよー鬼は外。
終わったら紅茶飲もう…だから頑張ろう。
明日も良い日になるようにやってみるわ。