奈良の薬師寺の東塔建て替えの話。
当時の担当者がスタジオに招かれていて、「昔の人は、病気などの時に何かにすがりたいと思ってこういう物を建てたんだと思う」というような話をされていました。
そうだよね、夫が痛みやなんやらで苦しんでても何もしてあげられなかったもんね

、昔の人ならなおさらだよね、と思ったら涙止まらず
その方の奥様も闘病中で、完成を見届けて亡くなられたと聞いてまた涙止まらず
昨日はある研修に参加したのですが、講師の1人が「ハンカチをご用意ください」と(半分冗談で)前置きしてから話し始めました。
数ヶ月前にがんが見つかって、夫と同じ病院で治療中とのこと。
以前から知っている講師なので、「あそこの病院はものすごく混むんですよ。おばつんさん、行ったことある?」と聞かれました。
行ったことあるもなにも…
GW明けに入院してから亡くなるまで、1日も欠かさず通ってたよ…
最後の3日間は泊まり込んだよ…
でも、そんな私の事情はご存知ないので、「そうですよねー。病院に行くだけでまる1日かかっちゃいますよねー😅」と答えましたが。
しかもその講師のかかっている科は、夫がかかってた科の隣(だったかな?)なので、◯◯◯科って文字もよく見たなー、といろいろ思い出してしまいました
時々、その病院の前を通るのですが、それだけで自動的に涙が出ちゃうのです
別の意味で、ハンカチが必要な話でした(泣かずにがまんしたけど。)
まさか研修に地雷が埋まってるとは思わなかった