≪今日のコペル(臨床自然運動学)先生の独り言≫

「病は氣から」その21(スライド28)

自然界と同じ現象が、人間の体の中でも起こっています。・・・・・・・

水は、体を冷やしながら、下半身の方へと流れます。

口から飲んで体内に入った水は、自然界と同様に体を冷やしながら下へと流れ落ちる。

そのため、水分は下半身に集まりやすいと考えられています。

体の臓腑の働きで、温められた水は気化し、熱を持った状態で上半身のほうへと昇ります。

体内の水分が体の熱エネルギーによって温められると、自然界と同じように気化し、熱を蓄えた状態で上へと昇ます。

そのため熱は、上半身に溜まりやすいと考えられている。

人体内部の流れ・巡りは、平面で捉えるのではなく、スライドに示すように、立体的に診る必要があります。

その動きはヒトの内外へと動き、巡ります。

次は、「経絡とツボ」についてお話をいたします。