≪今日のコペル(臨床自然運動学)先生の独り言≫
【医は意なり】その7
「医は意なり」という「ことば」は、江戸時代流行語化していて、
自分の都合のよいように解釈して、不勉強の口実にした医者が多かった。
(本当は、「意は学より生ず」なのに!)
医は圍なり、カコイにて勺をふるを常とす。
(医は囲なり、医院の中で灼をふるう。同じことをする)
医は位なり、位階に上がるほど薬代厚し。
医は以なり、辯を以て人を誑かし、一を以て九に倍す。
(口をもって人をごまかし、薬代一をもって九層倍にする)
※皇太子殿下(現在の天皇陛下)が医学史展「医は意なり -命をまもる知のあゆみ-」を御覧になりました。(2015年4月11日)